どうもパパかっぱです。
先週、コロナワクチン打ちました。
私の場合、打った直後から酔っぱらったかのように頭がグワングワンしてました。
大体そこから3時間くらい続きましたかね。
いやー、しんどかった。
腕は当たり前のように2日くらいは痛かったですね。
ただ、個人差がすごく大きいみたいです。
リハ部で直後から気持ち悪くなったのは、約50人中私だけでした。
みんなに「そんなガタイしてるのに弱いんですね」と笑われました。
そうなんです、実は私繊細なんです(笑)
繊細で弱いから筋トレしてるんです。
さて、面白い論文を見つけたので勉強しましょう。
競泳選手の足部形態および足部柔軟性がキックパフォーマンスに与える影響
http://www.waseda.jp/sports/supoken/research/2011_2/5010A035_abs.pdf
【競泳選手の足部形態および足部柔軟性がキックパフォーマンスに与える影響】
そこで本研究は,競泳選手の足部形態および足部柔軟性がキックパフォーマンスに与える影響を検討するため,競泳選手の足部形態・足部柔軟性を明らかにすること,また競泳選手のバタ足キック時の足部挙動を解析し,キックパフォーマンスとの関係を明らかにすることを目的とした.
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研究課題 1:競泳選手の足部柔軟性および足部形態解析
研究課題 2:水中ハイスピードカメラによるバタ足キック動作解析
研究課題 3:競泳選手の足部柔軟性と足部形態がバタ足キックに及ぼす影響
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競泳選手が荷重時のアーチ高率が低く扁平足を呈していたことは,幼少期からの水泳のキック練習の反復によって足部弛緩性が生じたことが関係していると推察した.これは速く泳ぐための身体適応と考えられるが,扁平足は足部障害発生の要因にもなるため,競泳選手は陸上での足関節捻挫などの障害に注意する必要がある.
本研究においては,競泳選手が陸上および水中の環境下において足部柔軟性に優れていることが明らかにされ,バタ足キックタイムと足関節最大底屈時の内反角度との間に相関を認めた.足部柔軟性は主に距腿関節可動域や今回行った
TFD(足趾と床の距離)の測定により評価されているが,今回の研究結果より足部内反可動性も足部柔軟性の評価項目として重要であると考える.
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・競泳選手は,足部柔軟性に優れ足部アーチ高率が低く扁平足を呈していた.
・ バタ足キック時の足関節最大底屈時の内反角度とキックパフォーマンスとの間に相関を認めた.
私なりのポイントは
●競泳選手の足部は、弛緩性による扁平足を呈する
●競泳選手は足部柔軟性に優れている
●バタ足キック時の足関節最大底屈時の内反角度とキックパフォーマンスとの間に相関あり
足首の柔らかさ
水泳選手って足首緩いですよね。
一流選手の歩き方をテレビで見てても分かります。
みんなペタペタ歩いてますもんね。
以前紹介した塩浦選手の動画でもおっしゃってました↓↓
塩浦選手「足首が・・・緩い」
飯塚選手「そうそう、足首って柔らかいじゃん、水泳選手って。ついてる時間が長いもんね」
塩浦選手「思ったように走れなかった」
飯塚選手「反発するように使う」
塩浦選手「グニャグニャだった」
飯塚選手「練習しておけば硬くなる。柔らかいと走れないから。」
塩浦選手「飛び込みもさ、後ろ足がクッとなっちゃうのよ。プレートに足をかけるんだけど、出来たら足首固めたいんだよね。」
塩浦選手「スタートで足首が硬い方がもっと力は出やすい。泳ぐときは柔らかい方が良いんだけど。俺は柔らかすぎる。」
飯塚選手「過ぎるんだ。もうちょっと硬い方が良いんだ」
という会話を見て、めちゃくちゃ面白かったです。
やはり重力を受けての陸上での運動ではなく、長い時間水中で足首を動かすという特性上どうしても足首はルーズになりやすいんでしょうね。
足首が緩いというのは泳ぐには適しているけど、スタートなど強い反力を要する場面ではやや不適切なのかもしれませんね。
専門的に言うと、扁平足、つまり内側縦アーチが低下している足は後脛骨筋・腱がポイントになりやすいですね。
まぁあまり専門的なことを書くと長くなってしまうので、また違う記事で書いてみたいと思います。
基本的には、水泳選手は足首の柔軟性が高い。
それは泳ぎには適しているが、緩すぎるとスタートや壁を蹴る際にはやや不利になるかもしれない。
緩すぎるという人は、陸上で走ったり、とにかくジャンプをしましょう。縄跳びなんか良いかもしれませんね。
まとめ
競泳選手は足首の柔軟性が高い特性あり。
では。