2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴7年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

マスターズ水泳のための練習33 ~バタフライ:彼を知り己を知れば百戦殆うからず:第二弾~

どうもパパかっぱです。

 

 今日はジムも通常営業に戻り、久々にスイム練習しました。

 

アップ 200

スイム(Fly) 50×4(1”20)

ドルフィン 50×4(1”00)

スイム(Fly) 50×4(1”00)

ダウン 100

計800m  約25分

 

今日はバタフライの胸椎の伸展・肩甲帯の伸展・内転を意識して泳いでみました。

難しいですね。

 

なんでバッタってあんなに疲れるんでしょうね。全然距離が泳げません。

まさに短時間で集中してやらなければ意味がない練習となってしまいそうです。

 

 

  

彼を知り己を知れば百戦殆うからず:第二弾

 

第一弾は表面的なバタフライのことを調べました。↓

www.papakappa-swim.com

 

 

第二弾では、やや深堀して泳ぎについてのバタフライを学んでいこうと思います。

 

 

 

スイミング解剖学 (スポーツ解剖学シリーズ)

スイミング解剖学 (スポーツ解剖学シリーズ)

 

 

クロールと共通部分

  • バタフライとクロールは、水中でほぼ同じプルパターンをしており、動員される筋群もほとんど同じである。
  • 推進局面全体を通して主な原動力として機能する筋は大胸筋や広背筋であり、手関節の屈筋群も手首をわずかに曲げた状態を保つために活動する。
  • 上腕二頭筋や上腕筋はキャッチの部分で肘がのばされた状態からプルの中間部分で40°くらいまで曲げられる動きを作っている。
  • 肩甲骨を安定させる筋群:スタビライザー(小胸筋、菱形筋、肩甲挙筋、僧帽筋中部下部、前鋸筋)は、腕による推進力を生むために肩甲骨をしっかり固定する機能を果たし、さらにリカバリー局面において腕を前に持ってくるのを助ける役目を果たすのに非常に重要。

 

バタフライ独自

  • 肘関節の力強い伸展はプルの最後の部分で強調され、結果として上腕三頭筋の活動が大きく必要となる。
  • 胴体のうねり動作が起こって、その動作がリカバリー局面において水面上に上体を持ち上げることにつながっている。
  • 体幹のスタビライザー(腹横筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、脊柱起立筋)は、上肢と下肢の動きをリンクすることや、リカバリー中に上体や腕を水面上に上げるためのうねり動作を作り出すために重要な役割を果たしている。
  • うねり動作は、背中の下部から多重に走っている傍脊柱筋群の収縮から始める。この筋収縮はリカバリー中、腕が水面上を動いているときに背中のアーチをもたらす。
  • ストロークによる推進局面を始めるために手が水中にエントリーされた後、上肢のストローク準備のためすぐに腹筋群の収縮が生じる。

 

 

スイミング解剖学かなりおススメです

 

この本、めちゃくちゃ良いですよ。

私が理学療法士だからそう思うのかもしれませんが、泳ぎをとても理論的に分析しています。

 

どのフェーズでどの筋肉が働くかが細かく書いてあります。

さらに、どういったトレーニングをすれば得たい筋肉を付けれるか、まで書いてあるんですよ。

 

ホント何十回、何百回と繰り返し読む価値のある本です。

スイマーはぜひ持っておくべきだと思います。

 

スイマーだけでなく、理学療法の勉強にもなりますよ。

 

 

バタフライの特徴を調べよう

 

やはり上腕三頭筋の活動が必要

 

バタフライ独自の活動筋として、上腕三頭筋が挙げられていましたね。

 

私の実体験としてもそのような感触はありました↓↓ 

www.papakappa-swim.com

 

 

今年に入って、上腕三頭筋を中心にウエイトトレーニングしていました。

やっていたことは間違っていなかったようです。

 

やはり、常に考えながら練習していれば、やっていることが大きく間違うことはないのだろうなと最近は少し自信をつけつつあります。

 

まぁ、調子のって書いてますけど、半分は夏に向けて“腕を太くしてかっこよくなりたい”という理由だったんですけどね・・・。

 

腹筋群の働き

 

私はこのブログではあまりまだ書いてきてなかったですが、腹筋群はとても重要ですね。

上肢と下肢をリンクさせるための中心部分ですからね。

 

けど、バタフライって特殊で『うねり動作』があるんですよね(私はあまりうねらない泳ぎを目指していますが)。

 

そのために、なんていうか、やわらかさ・柔軟さ・しなやかさの中に秘めている強さみたいな腹筋にしたいってのが私の理想ですね。

 

最近の記事で書きましたけど、“硬く伸び縮みしにくい筋肉”ではなく、“やわらかく伸び縮みしやすい筋肉”のほうがイメージには近いですかね。

 

けど、四肢(上肢、下肢)は短距離選手なので、硬く伸び縮みしにくい筋肉が理想です。

そんなこと可能なのかな・・・。

www.papakappa-swim.com

 

いずれにせよ、やはり体幹の筋肉、つまりコアマッスルは大事ですよね。

四肢の動きを最大限に生かすために安定した土台をつくらなければいけない。

 

脳卒中患者でもとても大事な視点です。

細かな操作を手でするためには、頭部や肩甲帯が安定していなければできませんし、そのためには体幹の安定性が必要になってきます。

 

よくプランクとかで体幹のトレーニングが流行ってますけど、私個人の意見としては静的に体幹を鍛えても動作・運動としては反映しにくいのかな、と思ってます。

 

神経学的にも随意的な運動(皮質脊髄路)に先行して、体幹(皮質橋網様体脊髄路)が働きますからね。

じーっとただ耐えていても、それが運動に般化されにくい気がします。

見せるために筋肉を付けるとかなら良いかもしれませんけどね。

 

なので、私は体幹を鍛える際には、必ず四肢の動きを入れながら行うことを意識します。

 

考えるべきは、“何のためにその筋肉を鍛えるのか”が大事ですね。

PTのリーズニングと一緒です。

(私はリーズニングこそ治療の9割を占めると思っています)

 

体幹のことについても今後詳しく書いていきたいです。

 

 

底知れないバタフライ

 

書きたいことまだまだあるんですが、頭が整理できていないのでこのへんにします。

どんどん深堀していきたいと思います。

 

今は前鋸筋が大事な気がしています。

人に説明できるほどではないですが。

 

そもそもヒトの動きとして、両側対称的に動くってことはあまりないですからね。

 

進化の過程の魚類や両生類の動きにしても、『八の字』の動きや『くの字』の動きなど

基本的には左右非対称の動きなんですよね。

 

それを対称的に泳ごう、なんて大それたことをしようとしているのですから、簡単なわけないですもんね。

 

バタフライとは長い付き合いになりそうです。

 

第三弾としては、キックについてバタフライの特徴を考察していきます。

 

では。