2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴12年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

池江選手のバタフライから学ぶ極意 ~肩内旋+前腕回内で手の泡を逃がす~

どうもパパかっぱです。 

 

親知らずを抜いて一週間・・・やっとなんとか痛みも引いて、ご飯も食べれるようになりました。

この一週間、一切運動はしていません。

朝トレも初めてやらない期間ができてしまいました。

 

親知らずをどうやって抜歯するかの動画を見つけました(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=L9nxvsUPeAY

 

ホントなんでもありますね、最強ユーチューブ。

 

 

 

さて、そんなユーチューブで水泳動画を探していたら、すばらしい動画を見つけました。

 

池江選手のバタフライの泳ぎの特徴を解説している動画から勉強しましょう。

 

 

 

 

 

 

腕の周りの泡を減らす方法

 

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=imP_TEgo2hQ&t=18s

 

【池江選手と他の選手のバタフライの比較】

 

●池江選手のほうが腕の周りの泡が少ない

 

●腕と水の間に泡が少ない方が、大きな推進力を得ることが出来る

 

●入水の直後、わずかに腕を外側に開いている

 →肩甲骨の柔らかさを生かし、水の中に腕をもぐりこませている

 ⇒泡の発生を極力抑えている

 

(会話を一部抜粋、編集あり)

 

 

 

一目瞭然で違いが分かる

 

この池江選手のバタフライ動画すごい分かりやすいですね。

 

他の選手と比べると、入水後の腕の周りの泡が雲泥の差ですね。

 

 

ポイントは、

 

●入水時は手の平はまっすぐ気味に入水

 

→その直後、肩の内旋+前腕の回内

 

が顕著ですね。

 

動画ではわずかに、と言っていましたが、わずかどころか結構大きな動きに見えます。

 

ほぼ前腕回内90度です。

掌が一瞬外側を向いていますね。

 

そうすることで泡を逃がしてから、回外しつつ水を捉えているんですね。

 

はー!!なるほど。

すごい勉強になりますね。

 

この一瞬の差が、あれだけの速さの差を生み出すんですねー。

 

これは真似しない手はないです!!

 

 

 

手の泡については以前にも書きました↓↓

 

www.papakappa-swim.com

 

ここでは、

 

●手を入れた時に力が入っていると、泡がかかりやすい

 →力が入っていると、大きい動きになりやすいため

 →かき始めだけ力を入れて、後は力を抜く

 

●手が肩より内側に入ると、泡がかかりやすい

 →肩の外側に入水するように気を付ける

 

 

ことをポイントに挙げていました。

 

 

 

これを踏まえて、泡について複合的に考えると

 

 

●手の力は抜いておく

 

●入水直後、肩内旋+前腕回内(掌を外側に)

 

●肩の外側に入水する

 

です。

 

 

ただし、三つ目の“肩の外側に入水する”は人によっては当てはまらないかもしれません。

 

池江選手のバタフライをみると、肩より内側に入水しています。

その後、胸椎の伸展+肩の伸展を生かしながら腕を外側に持っていっています

 

これは、肩・肩甲骨・胸椎の可動性がなければ出来ない業ですね。

 

 

ただし、可動性があってもフェルプス選手のバタフライは、肩よりかなり外側に入水するんですよね↓↓

 

www.papakappa-swim.com

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一流選手でも全然違う泳ぎなんですねー。

面白いですよね。

 

ホント正解ってのはないんですね。

 

知識を持って、自分にあった泳ぎを模索することが大切です。

 

日々勉強ですね。

 

 

まとめ

 

入水直後に肩内旋+前腕回内で手の泡を逃がす方法もあるのかもしれません。

 

 

では。