どうもパパかっぱです。
最近はスイム練習より圧倒的に筋トレのほうがメインになってきてます。
あれ?なんのために筋トレしてたんだっけ!?(笑)
・・・思い出しました。水泳のタイムをあげるためでした。
果てして速くなっているのかな。
次の大会の目途がたってきました。
開催日 2021年5月8日(土) ~ 5月9日(日)
申込開始:2021年3月13日(土)
締め切り:2021年4月3日(土)
盛岡市立総合プール
このレースには必ず出ます。
1年ぶりですねー。
ここに標準を合わせて練習していくので、徐々に筋トレの頻度は減らしていき、スイム練習メインに切り替えていく必要がありますね。
さびしい・・・。
さて、しつこいようですが上腕三頭筋です。
神経・血管も踏まえて解剖学的に理解を深める
●長頭
→肩甲骨関節窩結節から始まる
⇒肩の動きを伴いながら肘の動きに関与
⇒腕が外側に開いている時、肩の内転としても働く
●内側頭、外側頭
→上腕骨から始まる
⇒肘の動きに関与
●神経支配は橈骨神経(C6-8)
→内側頭と外側頭の間を走行する
→上腕三頭筋が硬くなると絞扼される
⇒遠位の前腕や母指にも影響する可能性あり
⇒長頭と外側頭の間(エアポケット)を探ると橈骨神経が触診できる
●上腕三頭筋に血液を供給しているのは上腕深動脈
→橈骨神経と並走しており、長頭・外側頭・内側頭の間を走行する
→上腕三頭筋が硬くなると血液も絞扼される
⇒遠位にも影響ある
●腋下神経の走行の側に上腕三頭筋長頭がある
→上腕三頭筋を目安に、腋下神経と橈骨神経の場所を特定できる
私なりのポイントは
●上腕三頭筋長頭は、腕が外側に開いている時には内転の働きもある
●上腕三頭筋が硬くなると、橈骨神経と上腕深動脈が絞扼される可能性がある
⇒遠位部である前腕や母指にも影響が出ることがある
神経・血管の絞扼に注意しよう
この動画はめちゃくちゃ勉強になりましたね。
セラピストの人はぜひ見て勉強することをおススメします。
以前には体表から上腕三頭筋をビジュアルで確認できる動画を紹介しました。
今回は解剖のソフトを使っての解説だったので、よりリアルに、専門的に学ぶことができます。
新たな気づきとしては、たしかに上腕三頭筋長頭って上腕が外転位であれば内転にも働きますよね。
解剖をしれば分かります。
よく考えてみると、クロール、特にバタフライでは外転位から内転方向への活動が頻繁に行われますよね。
つまり、キャッチからストロークにかけては、大胸筋だけでなく上腕三頭筋長頭もとても大切な筋肉だということを再認識しました。
より上腕三頭筋を鍛える意義が増えましたね。
さらに、橈骨神経と上腕深動脈の走行もとても大切ですね。
これらは上腕三頭筋の間を通るので、筋の緊張が高くなると神経や血管が絞扼されて、上腕~前腕~手部にも影響がでてくるということですね。
前腕や手が調子悪い時には、上腕部にも目を向ける必要があるということですね。
今回はスイマーとしてもセラピストとしてもとても良い学びとなりました。
まとめ
結局は解剖学が最強。イメージできるようにしましょう。
では。