2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴12年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

自販機にジュースはない!という脳をつくる

どうもパパかっぱです。

 

 

さて、ダイエット企画続きますよ。

 

どんどん知識をつけていきましょう。

 

知識なんてあって困ることないですからね。

 

 

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砂糖入り飲料は太る原因 

 

 

 

 

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習慣的に砂糖入り飲料を飲む人に「ダイエットのために今日から飲んではいけません」と言っても、なかなかやめられないものなのです。

なぜなら、砂糖には「中毒性」があるから。  

では、どうしたら砂糖入り飲料の中毒性を断ち切ることができるのでしょうか?

 

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子供でも大人でも砂糖入り飲料の摂取量を増やせば体重が増加し、摂取量を減らせば体重が減少するという科学的根拠(エビデンス)を示しています。

 

このように経験的だけでなく、科学的にも砂糖入り飲料を飲むと太るエビデンスが明らかになっているのです。それだけでなく、砂糖入り飲料を飲むのをやめれば体重が減ることも示されています。

 

そこで科学的に推奨されているのが「砂糖入り飲料をやめて水を飲もう」ということです。

 

 

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砂糖入り飲料を「水」に置き換えて飲むことは、とても効果的なダイエット方法になります。

 Panらは砂糖入り飲料をこれらの砂糖が入っていない飲みものに置き換えて摂取することは中程度のダイエット効果をもたらすことができると結論づけています。その中でも、とくに水に置き換えて摂取することは、もっとも体重を減らせるとともにコストのかからない現実的な方法として推奨しています(Pan A, 2013)。

 しかし、そう簡単にやめられないのが砂糖入り飲料です。

 なぜなら、砂糖入り飲料には「中毒性」があるからです。

 

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砂糖 = グルコース + フルクトース

 

 砂糖入り飲料による中毒性は、果糖であるフルクトースによって生じます。

 

 フルクトースはグルコースの2倍の甘みをもつ糖類であり(Grembecka M, 2015)、砂糖入り飲料が甘くて美味しいのもフルクトースの甘みが関与しています。

 

 フルクトースが多い砂糖入り飲料を飲むと「甘くて美味しい」という味覚が脳内でβエンドルフィンという快感物質の分泌を高めます。すると、この情報が中脳の腹側被蓋野に送られ、ドーパミン作動性ニューロンが興奮し、側坐核という部分にドーパミンを放出します。これにより「甘くて美味しい」という快感(報酬)を得た行動(砂糖入り飲料を飲む)が強化されます(DiNicolantonio J, 2018)。

 

 このような快感(報酬)を得た行動を強化する機能を「報酬系」といいます。この報酬系によって「砂糖入り飲料を飲む→甘くて美味しいという快感を得る→もっと飲みたい」というループが強化されることで中毒性が生じてしまうのです。

 

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 この結果から、Ebbelingらは習慣的に砂糖入り飲料を飲んでいる場合、急に水などの砂糖が入っていない飲料に置き換えるのではなく、一旦、人工甘味料入の飲料にシフトしても体重を減少させることができると推察しています。

 

 ここで注意したいことは、砂糖入り飲料から人工甘味料入り飲料にシフトしても中毒性としての甘みへの欲求は消えないということです。中毒性を完全になくすためには、最終的に水などの砂糖が入っていない飲料に置き換える必要があります。

 

 この見解は、アメリカ心臓協会(AHA)も支持しており、これまでに報告された人工甘味料入り飲料による体重への影響についての研究結果をレビューした結果、習慣的に砂糖入り飲料を摂取している場合は、低カロリーな人工甘味料入り飲料を介して、その後に水に移行するという段階的な置き換えを推奨しているのです(Johnson RK, 2018)。

 

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 習慣的に砂糖入り飲料を飲んでいる場合、ダイエットのために急にやめて水に置き換えようとしても、糖が大好きな脳は無意識にあなたを誘惑してきます。その誘惑に負けないためには、一度、人工甘味料入り飲料にシフトして、その後に水などの砂糖が入っていない飲料に置き換えることで脳の中毒性を緩和しながら、ダイエット効果を高めることができるでしょう。

 

 

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私なりのポイントをシンプルにまとめると

 

 

●習慣的に砂糖入り飲料を飲む人は、砂糖の「中毒性」にやられてる。

 

●子供でも大人でも砂糖入り飲料の摂取量を増やせば体重が増加し、摂取量を減らせば体重が減少するというエビデンスあり

 

●ジュースに入っているフルクトースが「甘くて美味しい」という快感(報酬)を得させ、行動を強化する。

 

●中毒性から逃れるために『砂糖入り飲料→人工甘味料入の飲料⇒水』に徐々にシフトチェンジすると良い。

 

 ●ダイエットのために水を飲もう

 

 

です。

 

 

 

自動販売機でジュースは見えない魔法をかける

 

 以前も『果糖ブトウ糖液糖』については書きましたね。

 

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砂糖入り飲料を飲めば体重が増え、減らせば体重が減るというエビデンスはあるみたいです。

 

つまり、やはりジュースは飲まない方がいい!

 

もう結論はこれなんですよね。

 

何が良くないって、自動販売機で手軽に買えちゃうところですよね。

 

もうね、“自販機のジュースは脳が認知しない魔法”を自分にかけちゃえばいいんですよ。

 

そうすれば自販機でジュースを買うことはなくなります。

 

 

水か無糖コーヒーしか見えない脳にするんです。

 

 

 コーヒーも良いみたいですよ↓↓

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実は私も“自宅ではお米が納豆に見える魔法”を3か月前からかけてるんですが、まだ完全に効いてますよ(笑)

 

 

・・・とはいえ、時折ジュースも飲みたくなりますよね。

 

はい、私も多々あります。

 

飲むときは、毒を飲んでると思いながら飲みましょう。

 

そうすれば飲み続けて、中毒性にやられることはないでしょう。

 

まぁトレーニーなら意志の強さは半端じゃないから大丈夫でしょうけどね。

 

 

 

まとめ

 

自販機ではジュースが見えない魔法を自分にかけましょう。

 

飲むとしたら水か無糖コーヒーにしましょう。 

 

 

では。