どうもパパかっぱです。
ついに・・・我がジムも休業要請により5月6日まで店を閉めることになってしまいました…。
10日間ですかー。長いなー。
どうしようかなー、いっそのこと思いっきり太ってみましょうかね。
この機会にしかできないことをやったほうが良いですよね。
思いっきり太ってからガッツリ筋トレしてマッチョにでもなってやろうか!!
さて、今日は肩の屈曲と伸展の動きを視覚的に確認してみようかなと思います。
肩関節の屈曲と伸展で使用する筋肉
【肩屈曲 (0”00~2”40)】
大胸筋
三角筋前部
上腕二頭筋・・・肘屈曲だけじゃなく、肩の屈曲にも大きく関わる
前鋸筋・・・肩甲骨の動きで肩屈曲のサポート
【肩伸展 (2”40~5”30)】
三角筋後部
上腕三頭筋・・・肘伸展だけじゃなく、肩の伸展にも大きく関わる
広背筋
大円筋
小胸筋・・・肩甲骨の前傾で肩伸展をサポート
(会話を一部抜粋、編集あり)
私みたいなセラピストだと毎日毎日患者さんと接するので、日々肩の屈曲・伸展の動きを促しています。
ただ、セラピストでもないと肩の動きを視覚的に骨模型等で見るなんてことないですよね。
上の動画では、骨の動きが分かりやすいし、同時に筋肉の働きも確認できるので、あまり目にしたことない人は勉強になるのではないでしょうか。
肩の屈曲、伸展共に水泳ではとても大事な動きですし、主動作筋等も意識して使える感覚を得た方が良いですよね。
何度も繰り返し見て、イメージできるようになると良いかもしれません。
あっ、ちなみに私の家には骨模型があります。
身長は私と同じくらいでしょうか。
その名もジョニーです。
ジョニーデップが演じていたパイレーツオブカリビアンからとりました。
最初は子ども達は驚いて近づきませんでしたが、今は「ジョニーおはよう」とあいさつするほどです。
夜はあまり近づきませんが・・・(笑)
前鋸筋とは
【前鋸筋】
http://www.musculature.biz/40/45/post_96/
(起始)第1~第8ないし第9肋骨の外側面の中央部に付着。
(停止)肩甲骨の上角、内側縁、内角に付着。
【前鋸筋の主な働き】
肩甲骨を前方へ滑らせる。肩甲骨を上方回旋する。肋骨を挙上する。
【前鋸筋の神経支配】
長胸神経(C5~C7)
【前鋸筋に関する一口メモ】
前鋸筋は、字のごとく、ノコギ様に肋骨に付着しています。肩甲骨の下面(肋骨の上部と肩甲骨の間)に付着しています。小胸筋と共に働き、上腕を内転するとこの筋肉はよく緊張し、触診することも出来ます。腕組をした時に、脇の下の肋骨部分にその盛り上がりを触れることが出来ますし、比較的触診しやすい筋肉です。ボックシングのパンチをする時に、肩甲骨を前に送り出して、素早いパンチを繰り出します。ボクサー筋とも呼ばれているようです。
肩屈曲の動画で、前鋸筋の働きを説明していましたね。
他の主動作筋はメジャーだし、イメージつきやすいと思います。
この前鋸筋は結構イメージしにくい筋肉なんですよね。
肩屈曲においては主動作筋というより、肩関節の運動に伴う肩甲骨の運動で必要になります。
めちゃくちゃ大事な筋肉です。
何が大事かというと、筋連結です。
以前に触診で菱形筋との筋連結については書きました↓↓
CiNii 論文 - 前鋸筋と外腹斜筋は筋連結しているのか?
また、前鋸筋は外腹斜筋とも連結していると言われています。
あまりエビデンス的ではないですが、前鋸筋で筋連結して、外腹斜筋~骨盤帯~下肢へと連結することで、強い力が出せるといった話もあります。
ボクサーの身体をみると、前鋸筋がえらい発達していることが分かります。
強いパンチには必要なんですよね。
水中での腕のかきのときも主動作筋に加え、前鋸筋にて肩甲骨を安定させ、外腹斜筋などの筋連結により、体幹も安定することできれいなストリームラインをとれるといった仮説も立てられるのではないかな、と思いました。
何か実感等ある人がいたら教えて下さい。
まとめ
肩の動きを視覚的に理解して、自分がどの運動でどういう筋活動をしているのか感じましょう。
では。