どうもパパかっぱです。
今日はウエイトトレーニングをしてきました。
肩 8回 2セット
腕 8回 2セット
背中 8回 2セット
大腿部 6回 2セット
理学療法士(PT)が自ら筋トレする意義
最近、真面目にウエイトトレーニングをしてます。筋トレ系の動画はかなりの数あるので、すごく勉強になります。
ボディービル系の人達のトレーニング見てるとすごいですね。解剖学めちゃくちゃ詳しくて、筋の走行を常に考えて収縮させています。
理学療法士もホント見習わなきゃいけないです。骨格系のプロなはずなのに、間違いなくマッチョ達のほうが解剖詳しいですからね。
そういう意味でもやはり”理学療法士が自らの身体をトレーニングをする”というのは一石三鳥くらいありますよ。
上腕三頭筋
起始
長頭:肩甲骨関節窩結節
外側頭:上腕骨後面
内側頭:上腕骨内側後面
停止
尺骨の肘頭
理学療法士(PT)であれば常に“なんでやろ??”と考えるクセをつけることが大切です。
解剖の絵をじーっとみて自分なりの仮説を立てればいいだけ。
長頭は肩甲骨につくから肩甲骨の影響を受ける。
筋肉は自然長が一番力を発揮しやすいので、肩甲骨の位置は正中のアライメントが大事。もしくは、トレーニングの観点からみると、やや下方回旋にすることでストレッチをかけて収縮させることでより効果的に筋トレができる・・・かもしれません。
短頭は上腕骨で完結するからそれほど他の影響は受けない。長頭より下方までつくので、最終伸展域でより働きやすい・・・かもしれません。
あくまでも私が勝手に考えた仮説です。
理学療法士って勉強する範囲が広いんですよね。脳卒中・整形・小児・呼吸・心臓などなどすべての分野を極めるのはおそらく不可能だと思います。ただ、どの分野を勉強するにしても必ず必要になるのが解剖学です。あと生理学・神経学。
色々勉強しててもぐるっと周って最後には結局解剖に戻ります。
脳卒中系のセラピストは意外とおろそかにしやすいんですよね。しかし、脳が精細な感覚を受け取れないからこそ、的確な刺激をいれるためにも解剖が必須だと私は考えてます。
脳卒中の人に対して、上腕三頭筋は『リーチ動作』で特に大事な筋です。体幹側屈や肩拳上で代償したり、上腕二頭筋との同時収縮が起こり適切な肘伸展が起こらないことが多いです。
安定した姿勢(土台)をつくり、肩甲骨のアライメントを正しい位置(長頭が影響する)にし、上腕三頭筋を用いた分離した肘伸展が行えるよう練習することが大事ですね。また、リーチ動作の際には肩甲骨上方回旋・外転、肩屈曲などが複合的に行われます。特に前鋸筋の働きを賦活して肩甲骨を安定させることが大事です。
こんな単純ではないですけどね。
私は夏に向けて腕を太くするために上腕三頭筋をとにかく鍛えます。
では。