どうもパパかっぱです。
今日も筋トレです。明らかにスイム練習より筋トレの頻度のほうが多くなっていますね。
肩 三角筋 12回 3セット
腕 上腕二頭筋 12回 3セット
上腕三頭筋 12回 3セット
背中 菱形筋 12回 3セット
腹筋 20回 2セット
今日は低強度で回数をやや多めにしてセット数を増やしてみました。
基本的には神経の適応による筋力増強を図りたいので高強度で行いますが、低負荷で回数を多めの刺激も筋肉にいれてみるといいかな、と思いました。色々なパターンを試してみます。
筋トレの動画をみてるとSSCという言葉がよく出来てます。
SSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)によるトレーニング【引用】
ストレッチ・ショートニング・サイクル(SSC:Stretch Shortning Cycle)あるいは伸長-短縮サイクルは、エキセントリック(遠心性)な筋収縮から素早くコンセントリック(求心性)収縮へ切り替えて力を発揮する運動で、通常のコンセントリック収縮よりも大きな力を効率よく発揮できる仕組みです。
SSCが通常のコンセントリックな力発揮よりも大きな力を発揮できる要因として、
伸張反射の活用
予備伸長により筋線維束が長くなる
腱などの結合組織と筋に弾性エネルギーを貯蔵・再利用
関節モーメントの増大 etc...
このように書くと、SSCは素早いく力強い運動でのみ活用されるように感じるかもしれませんが、通常の歩行など、ほぼすべての動作で活用される体の仕組みです。
(http://trainingfor.hatenablog.com/entry/2017/07/29/134355より引用)
私見
伸張反射を利用して筋の収縮を促すと。なるほどー。最後にも書いてますが、たしかによく考えると普段の動作の中で頻繁に使われていますね。
これって水泳にも生かせそうです。例えば、ドルフィンキックの「ダウンキック」と「アップキック」も筋が伸長して収縮するの繰り返しですね。反射を使用するので、素早い動きとエネルギーを爆発的に使えるメリットがありそうですね。
これ実は似たようなハンドリングが我々PTの世界でも使われる場合があります。誘導したい動きと反対の動きを一旦入れてから、誘導したい動きを促す方法です。
例えば、足関節の背屈を促したいとき
しっかりと底屈を入れる
→前脛骨筋・長指伸筋などに伸長刺激を入れて収縮しやすい状態にする
→誘導したい背屈を入れていく
といった方法です。脳卒中の治療の中では結構頻繁に使います。
脳卒中の治療となると、どうもこういうテクニック的なとこばかりに目がいって、深く考えずに真似をするといったことがとても多くなっているのが現状です。
おそらく、こういう国試レベルの基本的な知識もしっかりと勉強しておらず、さらに臨床に生かせないからだと思います。というか、そもそも全然考えてないんですよね。
解剖学・生理学の基本のところをがっちり押さえて、その知識をどう生かすかを常に考えておけば、SSCだろうが脳卒中のテクニックだろうが、ベースの知識は同じですからね。PTこそ、生理学の知識で説明できるようにならないといけないと思ってます。
今日も勉強になりました。
では。