2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴10年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

【必見】マスターズスイマーが手っ取り早くタイムを上げる方法 ~初心者・中級者編~

どうもパパかっぱです。

 

 

昨日は練習オフでした。

 

大それたタイトルにしてしまいましたが、スポーツジム歴7年で感じた持論を書いてみたいと思います。

持論なので、エビデンスはなしです。

 

前にも書きましたが、長年ジムで泳いでいるとおばちゃん・おじちゃんと結構仲良くなります。

www.papakappa-swim.com

 

基本的に私はマスターズ水泳は楽しむのが一番 、というスタンスなので、ジム仲間がどんな泳ぎをしていようがこちらからアドバイスをするということはありません。

 

楽しそうにしてるなー、と思うくらいです。

もちろん声かけられたら出来るだけアドバイスはしますけどね。

 

そんな中で、ジムで水泳を始めたという初心者~中級者の泳ぎを見ていて、ここをまず直せばタイムに直結するだろうなー、って常日頃から思っていたことがあるので、書いてみますね。

 

 

 

いきなり結論

 

① ターンを改善する

② スタートを改善する

③ 壁を蹴った後の泳ぎを改善する

 

 

これだけで数秒はタイムが速くなるのではないかな、と感覚的には感じています。

 

さて、詳しく見ていきましょう。

 

① ターンを改善する

 

ジムあるあるだと思うんですけど、おばちゃんがすごい苦しそうに『クイックターン』している場面って結構目にしません?

私はよく目にします。特に昼に練習にいくと必ずいらっしゃいますね。

 

あれはあれですごいですよ。よくそれで普通にそのあと泳げるな、みたいなフォームでも回りますからね。

 

・・・いっつも思うんですけど、普通にタッチターンしたほうが絶対速い!?

 

分かりますよ!分かります。

確かにクイックターン憧れますよね。かっこいいですもん。

 

ジムでクイックターンしてるだけで、ちょっとワンランク上って感じしますもんね(笑)

 

しかし、クイックターンは慣れていないと

  • 何度も前を見て距離を確認する(抵抗が大きくなる)
  • ターン直前で減速して、よいしょっと回ってしまう
  • 息が続きづらい
  • 鼻に水が入る
  • 壁を蹴る方向が定まりづらい

 

などのデメリットが挙げられます。

 

けど、タッチターンも馬鹿に出来たもんじゃないですよ。

しっかり練習すれば、楽にターンできるし、壁を蹴れる姿勢にもなるので、結果的にタッチターンの方が速いなんてことは、ざらにあると思います。

 

私なりのコツを・・・

  • 焦らない
  • 壁にしっかりとタッチする
  • 腹筋を使い、足を壁のほうに引き寄せる
  • その勢いで身体を反転させ、腕で壁を押す
  • ストリームラインをつくる準備をする
  • しっかりと壁を蹴る

 

ですかね。

特に腹筋を利用して、足を壁に引き寄せる力を利用して、身体を半身にするってとこがポイントだと思います。

 

腕で反転するというよりは、足を近づける力を利用して勝手にクルッと半身になるイメージです。(言葉で伝えるの難しいな…)

 

これだけでも1~2秒ほど違うのではないでしょうか。

 

② スタートを改善する

 

飛び込みのことは、また次の機会にするとして、水中からのスタートが基本的に遅いんですよね。

「よーいドン」ってなってから

 

よいしょっと膝を曲げて、壁を蹴る

 

だと1テンポ~2テンポ遅れます。

 

もう最初からすぐ壁を蹴れる姿勢になっていて、「ドン」の合図とともに足を伸ばすだけという状態をつくっておかないと遅れてしまいます。

 

それだけで0.5~1秒くらいは違います。

 

 

スタート台からも一緒です。

 

良いスタート例:銃のハンマーはあらかじめ引いておいて、合図とともにトリガーをひく

悪いスタート例:合図を聞いてから、ハンマーを引き、その後、トリガーをひく

 

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%83%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%93%81

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%83%E3%81%AE%E9%83%A8%E5%93%81

※⑥「撃鉄(ハンマー)」 ⑬ 「引き金(トリガー)」

 

例を違うモノで例えるという、余計分かりにくいことをしました。

 

まぁそんなイメージです(笑)

…伝わりますか? 

 

③ 壁を蹴った後の泳ぎを改善する

 

もう一つよく目にするのは、壁を蹴った後、無理やり深く潜ってドルフィンキックを打っている場面をよくみかけます。

 

分かりますよ!分かります。

確かにドルフィンキック憧れますよね。かっこいいですもん。(二度目)

 

しかし、きれいなストリームラインからのドルフィンキックって、実はかなーり高度な技です。

慣れていないと息も苦しいし、足も疲れます。

 

そうであれば、水面に平行になるように壁を蹴って、なるべく早く浮き上がってからバタ足をしたほうがよっぽど速いんじゃないかなーって、いつも思っています。

 

これだけで0.5秒くらいは違うかな、と。

 

まとめ

 

この①~③を変えるだけで、2~3.5秒くらいは速くなるのではないかな、と勝手に想像しています(根拠はありません)。

 

まぁ秒数は大げさだとしても、これだけで間違いなく速くなるし、もう少し楽に泳げるはずです。

 

実際、“泳力を上げてタイムを縮めよう”って結構エネルギーのいることです。

筋肉も仕上げなきゃいけないし、きつい練習もしなくちゃいけないし。

 

若い頃と違って、きつい練習ってホントにしんどいですよね。

 

けど、私が挙げた3つは少し意識を変えることと、集中して毎日少しずつやればそれほどしんどくないはずです。

 

なるべく効率よく楽して速くなりましょう。

 

そのためには、考える練習が必須かな、と常々思っております。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

では。