2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴12年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

社会人マスターズ水泳のための練習26 ~第30回春季東北マスターズ水泳競技大会前日。静的ストレッチについて~

どうもパパかっぱです。

 

仕事後、スイム練習しました。

 

アップ 200

スイム フリー 100×2(2”00)

    個メ  100×2(2”00)

ダッシュ個メ  25×2×4(1”00)

ダウン 100

計 1000m 時間:約20分

 

なんか今日はめちゃくちゃ調子が悪かったです。肩、特に三角筋中部線維が全然働かないし、身体全体が重たかったです。バックに至っては、いつも以上に鼻に水が入ってむせる始末・・・。

うーん、疲れがたまってますかねー。途中、やばいな、と一瞬焦りましたが、メニューは変えずいつものままです。

こういうときに焦って何かいつもと違うことしてもよろしくないことは経験上分かっているので、あくまでも淡々と同じことを繰り返すのみです。

 

運動の前にスタティックストレッチはしません

 

「運動前のストレッチングはパフォーマンスを低下させる」というものです。

 2004年、カナダ・SMBJ病院のShrierらは、世界ではじめてストレッチングが筋力やジャンプなどの瞬発力を低下させることを明らかにしました(Shrier I, 2004)。

“If muscle hypertrophy is the main objective, flexibility training immediately before resistance training should not be performed.”

「筋肥大を目的とするならば、トレーニング前のストレッチングは行うべきではない」

 トレーニング前のストレッチングは運動回数(レップ数)の低下を招き、総負荷量が減少することによって筋肥大の効果を損なわせる可能性があるのです。

 しかし、そう言われても、ストレッチングが習慣化されている私たちは、何もせずにトレーニングを始めることに「何か気持ち悪い」感じを抱くでしょう。

 その場合は「30秒以内」のストレッチングをするようにして下さい。30秒以内のストレッチングであれば、運動のパフォーマンスに影響しないことがシステマティックレビューで報告されています(Kay AD, 2012)。

また、30秒以内のストレッチングでも怪我の予防に有効であることも報告されており(Kay AD, 2008)、パフォーマンスを落とさずに怪我の予防ができる可能性があります。

リハビリmemo https://www.rehabilimemo.com/entry/2017/09/23/092857 より引用

 

 

いつもお世話になってます、リハビリmemo。

 

静的ストレッチが運動のパフォーマンスを低下させる、っていうのは理学療法士なら常識的に知っていることです。

けど、これってこの仕事をしているから知っていることで、世間の慣習的には全然まだ周知されていませんよね。学生の準備運動で静的ストレッチをしている場面はよく目にします。

 

運動パフォーマンスだけでなく、筋肥大に対してもネガティブな要素があったんですね。それは知りませんでした。

 

私は練習前も試合当日も静的ストレッチはしません。

アッププールでいつもの練習をこなし、ダッシュを何本かやります。

召集前に身体をひやしたくないので、肩を回したり、骨盤を前後傾させたりとなるべく身体を動かして体温をあげることはします。

つまり、動的(ダイナミック)ストレッチは取り入れますね。

 

こういうことがマスターズ水泳の常識になればいいな、と思ってます。

どうしても慣習的にストレッチしたい場合は30秒以内ならOKみたいなので、30秒以内のとどめましょう。

モチベーションをあげることも大事です。ストレッチで気持ちをあげていく人もいるかもしれませんしね。

 

今日は明日のために早く寝ることとします。ベストがでればいいなー。

 

では。

 

 

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