どうもパパかっぱです。
今日は仕事後少しだけスイム練習でした。
アップ 200
スイム(フリー) 100×2(2”00)
(個メ) 100×2(2”00)
ドルフィン 50×4(1”20)
サイドドルフィン 50×4(1”20)
タイミング重視のスイム(Fly) 50×2
ダウン 100
計1200m 時間:約25分
今日は昨日の胸トレの筋肉痛により、スイムにしました。
持論というか経験則で、“筋肉痛のときこそ泳げば次の日かなり軽減する”というのがあります。
さらに、今日発見したのですが、筋肉痛のときに泳ぐと、その筋肉がどのフェーズで使われているかがよく分かります。
今日であれば大胸筋の筋肉痛。バタフライのかきはじめ1/3くらいで胸が痛かったです。
昨日の仮説通り、やはり水のかきはじめで大胸筋は使われていることは間違いなさそうです。
バタフライのスキル向上に向けて
肩関節の“ゼロポジション”
肩甲棘と上腕骨が、ほぼ一直線上になる肢位がゼロポジションです。
1,インナーマッスルの張力が一定となり、肩関節が安定する。
2,アウターマッスルのねじれが解け、最大パワーを発揮できる。
棘上筋・棘下筋・小円筋、そして肩甲下筋の筋緊張のバランスがとれ、関節はもっとも安定した状態になります。
肩関節のゼロポジションを水泳にどう生かすか ~バタフライ編~
ゼロポジションはPTなら必ず耳にしたことがある言葉ですね。
水泳の姿勢はゼロポジションに近い形になってます。
何が良いって、インナーマッスル(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の張力が均等になり、肩が安定するんですね。
なので、強い力がアウターマッスルにより発揮できます。
逆に言うと、インナーで安定をつくっておけないとアウターで強い力は発揮できないんですよね。
昨今流行のインナートレーニングはそういう原理です。
ストリームラインとは若干違う!?
ゼロポジションの姿勢をみると、ストリームラインとは少し違いますね。
ストリームラインとるときってもっと腕を真上にあげて頭をはさみますよね。
つまり、ストリームラインよりやや肩を広げた姿勢のほうがゼロポジションに近いので、強い力はでる・・・のかな(仮説)
そういえば以前マイケル・フェルプス選手のバタフライを動画でみたとき、「結構肩ひらいたまま入水するんだなー」って思ったことがあります。
あっ、ありました。
Michael Phelps - Butterfly 1/3 [Underwater Camera] - YouTube
ゼロポジションの観点からいうと、効率良いことになりますね。
なんとなく入水の時には腕を閉じた方が良いって漠然と思ってたりしますよね。
けど、実際は違うかもしれませんね。
我々理学療法士は常に常識なんてものは疑ってかかります。(私だけかもしれません・・・)
少なくとも解剖学的にいうとフェスプス選手のようにややひらいてたほうが強い力は発揮できる・・・かもしれません。
余談ですけど、フェルプス選手の肩と胸椎の可動性のエグイ(笑)
胸椎ってそんなに伸展する脊柱ではなかったような気がするんですが・・・また今度調べます。
おまけ:広背筋のねじれ
昨日は大胸筋のねじれについて書きました。(タイトルやばいな・・・)
広背筋についても同様のことが言えますね。
星名接骨院の筆者さんは、“木からぶら下がるサルからの進化”と理由づけてました。
昨日の記事で私は“四足歩行動物の名残”と書きましたけど、まぁ何が正しいかはタイムマシンでもないと分からないですね。
四足歩行の姿勢、つまり、四つ這いの姿勢は理学療法士であればとても大事な姿勢になります。デルマトームとかは四つ這い姿勢で覚えるべきですね。
進化の過程ってめちゃくちゃ大事なんですよね。特に小児の勉強すると結構役立つことあります。
広背筋ってホント大事な筋肉だと思います。なにより大きいし、上腕骨小結節についてたり、胸腰筋膜を介して骨盤からつくんですよね。
バタフライのときに、骨盤の前後傾運動を介してドルフィンを打つと。
それは広背筋にも絶対に影響あるはずですね。あっ、なんかいいアイデアが浮かんできそうですが、また頭を整理して書きます。
キーワードは、腸腰筋;腰椎の前彎;胸腰筋膜(広背筋);上腕骨
あたりでバタフライの1つの仮説を立てれたら、なんか気持ちよさそうです。
では。