2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴10年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

社会人マスターズ水泳のための練習6 ~クロールのキックの意識~

 どうもパパかっぱです。

 

今日はスイム練習してきました。

昨日のウエイトトレーニングの影響は、上腕二頭筋に少し筋肉痛がありましたが、その他の筋肉はそれほどなかったです。

 

アップ 200

いつもの 50×12 1分(フリー4、個メ4、キック4、プル4)

ドリル 50×4

EASY 50

ダッシュ 25×2

ダウン 100

計1250  時間:約30分

 

 スイマーにとって衝撃的なニュースが去年出たのを思い出しました。

クロールのキックは大きく?小さく?

  クロール泳中のスイマーに働く抵抗に関する新たな知見
―独自開発した抵抗測定方法により、速く泳ぐための鍵にせまる―

【要約】

・クロール泳のキック動作は低速域(1.1m/s)では推進力として貢献していましたが、1.3m/sを超えるあたりから抵抗となる可能性が明らかとなりました。

・速く泳ぐためには上肢のストローク頻度を増加させる必要がありますが、上肢と下肢の動作は連動しているので、必然的に下肢のキック動作の頻度も増加せざるを得ず、抵抗要素の増大につながることが予想されます。

・この抵抗増加をいかにして抑えられるかが、速く泳ぐための鍵となることが示唆されます。

・速く泳ぐためには、推進力の大半を生んでいる上肢による推進力の増大をはかりつつ、キック動作の抵抗をいかに低減できるかが技術的なキーポイントとなります。

 

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(Kenzo Narita,Motomu Nakashima and Hideki Takagi、平成30年6月29日)

 

【私見】

ポイントは、バタ足を大きく打たないことみたいですね。
バタ足の役割=「推進力を増やすこと」ではなく「抵抗力を小さくすること」。

つまり“水平姿勢を保つこと”が抵抗力の削減に貢献し、推進力が変わらなくても泳速度の向上を導く、というのが今の知見らしい。

(https://www.fnn.jp/posts/00332841HDK このサイトも参考にしました)

 

ふむふむ。バタ足が超下手くそな私にとっては前向きなニュースです。

私が昔習ってた頃にはキックは大きく打って、なるべく波しぶきをあげることがかっこいいみたいな風潮ありましたよね。

今キック練習で気を付けていることは、

  • 足を水面からなるべく出さない
  • 股関節は安定(なるべく伸展位)させた中で膝をわずかに曲げ、足の甲で後ろ側に押すイメージ
  • 後ろに蹴るときに、やや股関節から内旋させるようにして鞭のように下方へ流すイメージ

でやってました。やっていることはそんなに間違っていないかな。

より小さく速くキックすることをもっと意識してみようかと思います。

とにかく大事なのは、水平姿勢ですね。

水中で股関節伸展位を保つってかなり難しいんですよ。やはりコアマッスルが大事になってくるんですかね。

大殿筋、もしくはハムストリングス近位部をより意識して練習してみます。

 

では!