どうも、パパかっぱです。
今日は雑談です。
今日は久々に家族でプールに行きました。
子供達は大喜びでした。
今回もまた思ったのですが、2歳の息子の水泳センスには脱帽でした。
以前も書きました↓↓
なんであんなに自然と水に抗わないでいられるのか不思議でしょうがなかったです。
ホント、こういうのを天性のセンスっていうんでしょうかね。
娘はそうでもないんですよね。
楽しそうにしてるから良いんですけど。
というか、おそらくこっちのほうが普通だと思いますし。
私の持論として、スポーツは好きじゃないと続かない、というのがあるのでとにかく楽しさ第一優先です。
なので、基本的には褒めます。
しかし、兄弟でこうも違うと、どう褒めていいか正直迷ってしまいます。
そんな中で興味深い記事を見つけました。
仕事にも役立ちそうです。
失敗から学んで成長する人になるには。また、何をほめればいいか
ミシガン州立大学のジェイソン・モーザーが率いた研究で、「間違いから適切に学ぶ」人々はそうでない人とどう違うのかを明らかにしようとするものだ。
結局、誰もが失敗する。重要なのは、失敗の次に起こることだ。われわれは自分のプライドを守るために失敗を無視し、なかったことにするだろうか。それとも、われわれは間違いを調べ、どこで失敗したかを学ぼうとするだろうか。
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「自分の知能レベルはこのくらいであり、ほとんど変えることはできない」という固定的な姿勢(fixed mindset)、もうひとつは、「必要な時間とエネルギーさえ費やせば、ほぼどんな能力も伸ばすことができる」という成長志向の姿勢(growth mindset)だ。固定的な姿勢をもつ人は、間違いを「ぶざまな失敗」とみなし、与えられた課題に対して自分に十分な能力がない証拠だと考える。一方、成長志向の姿勢をもつ人は、間違いを、知識を得るために必要な前段階、学びの原動力ととらえる。
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ドゥエック氏の最もよく知られた研究は、クローディア・ミューラーとともに、ニューヨーク市内の12の学校で行ったものだ。研究では、5年生400人あまりに、言語を用いない比較的やさしいパズルを課題として与えた。テスト終了後、研究者たちは生徒たちに点数を伝え、簡潔な言葉でほめた。半分の生徒には彼らの知性をほめた(「あなたは頭がいいんだね」)。残りの半分には彼らの努力をほめた(「一生懸命やったね」)。
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賢さをほめられた生徒たちは、ほぼ全員が、自分よりテストの出来が悪かった生徒と自分を比較することで、自尊心を強化するほうを選んだ。これに対し、努力をほめられた生徒たちは、自分より成績のよかったテストを見るほうを選ぶ確率が高かった。彼らは失敗を理解し、失敗から学び、よりよい方法を編み出したいと思ったのだ。
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生徒の「賢さ」をほめることの問題は、教育というものの心理学的なリアリティを誤った形で示すことにある。それは、「間違いから学ぶ」という最も有益な学習活動を避けさせてしまう。間違いをおかすことで生じる不愉快な反応を経験しない限り、われわれの脳が既存のモデルを修正することはない。いつまでも同じ間違いをおかし、自信を傷つけないために、自らを成長させる機会を逃し続けるのだ。
サミュエル・ベケットは適切にもこう言っていた。「試してみたら失敗した。それがどうしたというのだ。もう一度試せ。もう一度失敗し、よりよく失敗するのだ」
失敗から学べる人に少しでも近づけるように
仕事で失敗しない人なんていないですよね。
私も9年目になっても未だに失敗ばっかりしてます。
やっぱり一番邪魔なのがプライドなんですよねー。
余計なプライドは捨てようと3年目くらいに決意したつもりでも、未だにしつこくつきまとってきます。
これはもはや捨てきれないものと発想を変え、いかにうまく付き合っていくかに思考を変えていった方が良いかもしれません。
2年目くらいの時に、師匠にめちゃくちゃ怒られたことあるんですよね。
「お前のくそみたいなプライドなんていらんねん。それで患者さんにどんだけ迷惑かけてんねん」って。
あんときはめちゃくちゃ頭にきたし、マジでこいつ殴ったろうかな、と思ったんですが、今となってはホントに感謝しますね。
そこまで言ってくれる人ってあまりいないですからね。
まぁ、そんな感情的なことばっかり言っててもしょうがないので、データ・知識として頭に入れておいた方が良いですよね。
論文によると、『成長志向の姿勢をもつ人は、間違いを、知識を得るために必要な前段階、学びの原動力ととらえる。』
『成長志向の姿勢をもつ被験者は、間違いから学ぶ能力が有意に高いことが明らかになった。間違いをおかした後で正答率が急上昇したのだ。』
というのが出てるみたいですね。
文字にすると簡単ですけど、実際そう簡単にはいないですよね。
成長志向かぁ・・・難しいっすね。
失敗してその日は凹むけど、次の日くらいには「知識を得るために必要な前段階だ!」って無理やりでも意識して思うことが大事なのかもしれませんね。
それをゆるーく継続していけば、いずれ成長志向が身に付く・・・かもしれません(笑)
というかそうならねば!
努力・過程をほめる
子供にも患者さんにもそうかもしれませんが、ほめるときには能力・賢さ・知性をほめるのではなく、努力や過程をほめたほうが良いというデータは明らかみたいですね。
私が大好きな『学力の経済学』の本にも書いていたような気がします。
賢さをほめてしまうと、自尊心を強化してしまう可能性があるとのこと。
こわいですねー。
けど、特に意識せずにやってしまいそうですよね。
「賢いからなー」
「能力高いですね」
など子供や患者さんに言いがちです。
改めて心から気を付けるようにしましょう。
肝に銘じるべきは、努力をほめる。
そうすることで『失敗を理解し、失敗から学び、よりよい方法を編み出したい思う』ような子供になってほしいですね。
親として、最重要項目として頭に入れておこう、と改めて思いました。
娘も息子も同様に、何事に対しても努力をほめたたえるようにします。
たくさん、失敗してほしいですね。
まとめ
失敗しても、前向きにとらえ成長志向型の人に近づきましょう。
子供には能力ではなく、努力をほめるようにしましょう。
では。