2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴10年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

背泳ぎで速く泳ぐ方 ~姿勢と腕の回し~

どうもパパかっぱです。

 

 

スポマスが終わり、一息つきました。そろそろ次の準備に入ろうかなと。

 

次は、10 月7 日(金)~ 9 日(日)に行われる2022イーハトーブマスターズ水泳盛岡大会に出場します。

 

何を血迷ったか100m個人メドレーに申し込んでしまいました。

 

あと一か月で出来ること・・・。

 

よし、バックの泳ぎ方を一から覚えよう!

 

今からフリーやバッタをどんなに練習してもせいぜい0.1秒くらいしか速くならないでしょう。

 

しかし、練習したことない大の苦手なバックなら伸び代しかない作戦でいきます。

 

私も水泳指導する機会がちょくちょくでてきており、バックとブレについても勉強しようと思っていたのでちょうどいいです。

 

基礎の基礎から勉強していきます。

 

 

 

 

背泳ぎで速く泳ぐ方法は簡単!姿勢と腕の回しを特に意識してみましょう

 

 

 

www.youtube.com

https://www.youtube.com/watch?v=s8p0HULFaPk&t=567s

 

●一生懸命手を速く回しても、速く泳げるとは限らない

 

●なんのために手を回すのか

 →身体を進行方向に進めるため

 →身体が大きく左右にぶれてしまっていると、泡ばっかり掴んでしまい進まない

 

●ビート版を背中に乗せたドリル

 →身体のブレをなくして、ビート版が外れないように練習

 ⇒体幹の安定が大切

 

●パワーがついたことで身体がブレることもある

 →姿勢の練習を徹底して行う

 ⇒手が邪魔をしない体幹作りが大事

 

 

 

私なりのポイントは

 

●身体を進行方向に進めるために手をかく

 →手をかくことで身体が左右にブレないように

 ⇒姿勢を丁寧に練習し、手が邪魔をしない体幹作り

 

 

●ドリル

 →背中にビート版を入れて泳ぎ、左右にブレてビート版が飛ばないような姿勢を獲得する

 

 

 

姿勢と体幹

 

背泳ぎって私のイメージですけど、スキルがとても大切な種目な気がするんですよね。

 

こないだのスポマスでも思いましたけど、フリーとバッタの選手ってとにかくガタイがえぐいですよね。

 

マジでゴリラかプロレスラーかと思います。

 

ただ、バックの選手ってスラーッとしているし、泳ぎも力まないけど、スーって進んでいるイメージなんですよね。

 

『スマート』って言葉が合うような気がします。

 

下手くそな私なんかがバックを泳ぐと、速く進みたいがために一生懸命手を多く回しますが、やみくもに手をかいたところで進まないですよね。

 

ポイントは、やはり姿勢なんですね。

 

クロールでも散々姿勢のことを強調してきましたけど、やはりバックでも姿勢が大事と。

 

とにかく横にブレないことが大切ですね。

 

私の場合、肩が柔らかいせいか深く入水してしまうクセがあるんですよね。

 

それにより、上部体幹が過剰に捻じれてしまい、姿勢がブレてしまっているのかもしれません。

 

動画で言っていた『ビート版を背中に入れてまっすぐ泳ぐ』ドリルを取り入れてみようかと思いました。

 

 

あと余談になってしまいますが、この動画の9”00~のところで森選手が体幹について語っていたことがとても印象に残りました。

 

「体幹って入れたり、腹圧とか入れたらもっと力が入ってしまう。手が邪魔をしない体幹作りが大事。腹圧入れた方が良いって言われたときになんで?って思うことがある。」

 

とおっしゃっていました。

 

まさにこれなんですよね。

 

昨今は体幹ブームで、なんでも腹圧を高めれば良いという風潮がありますよね。

 

実は我々リハビリの治療者でもそういう風潮あります。

 

とにかく体幹をメインにしてしまい、四肢のことを二の次に考えてしまっています。

 

どう考えてもそれっておかしいですよね。

 

なんのための体幹かってこと。

 

あくまでも四肢を効率的に動かすために安定した体幹が必要なんですよね。

 

神経学的にも、目的を持った上肢の活動(皮質脊髄路)に先行して、体幹(皮質橋網様体脊髄路)が活性化します。

 

なので、なんでもかんでも体幹に力を入れれば良いってもんじゃないと思っています。

 

むしろ、意識して腹筋などに力をいれることで、腹直筋や腹斜筋群が過剰に発火してしまい、全身的な硬さにつながり上肢の活動が阻害されるってことは要注意かなとセラピスト目線では思いますね。

 

水泳でも言えることだと思うので、頭の片隅に入れておいてもらえればと思います。

 

 

 

 

まとめ

 

まっすぐ、左右にブレないバックを練習しよう

 

では。