どうもパパかっぱです。
競泳の得意種目ってなにで決まるんでしょうかね?
私は物心ついたときからバタフライの選手でした。
理由は全く分かりません。
体型とか遺伝とか、性格とか色々な要因はあるんでしょうね。
なんとなくだけど、私の娘は競泳やるとしたらバックが得意種目になるような気がします。
ただのカンですが。
私はバックが一番苦手なので、バックの知識はほぼありません。
将来子供に教えるときのために、知識として持っておくことは有効だと思うので、今回はバックのスタートを勉強しましょう。
背泳ぎスタートで速くなるための技術を発見!
本研究では、競泳の背泳ぎスタート合図後から足が離れるまでの動き(股関節と膝関節の伸展のタイミング)に着目をし、バックストロークレッジ(足かけ)を使用した際、下肢関節伸展のタイミングの違いにより、パフォーマンス(5m通過タイムなど)にどのような影響があるかを検討しました。
その結果、股関節を先に伸展した後に膝関節を伸展する動作を行うことで、跳び出した後、アーチ姿勢が取りやすくなり一点入水がしやすくなることが明らかになりました。そのようなスタート技術のおかげで、5m通過時間が短縮されることがわかりました。
これまでに背泳ぎスタートパフォーマンスを向上させるために、様々な研究がなされてきましたが、合図前の適切な構えや、足離れ後の技術に着目されてきました。跳び出し時(合図後から足離れまで)の動き、つまり股関節と膝関節の伸展のタイミングに着目をすることで、コーチング現場での可能性も広げるのではないかと考えています。なお、この研究の対象者は大学生ですので、誰にでも当てはまるとは言えないためご注意ください。
股関節と膝関節の伸展のタイミングをいくつか変えて試したところ、股関節を先に伸展した後に膝関節を伸展させた試技がもっとも5m通過時間が速かった。
1. 入水範囲(手と腰が入水した間の距離)と5m通過時間では、有意な正の相関関係が認められた。つまり、入水範囲が狭い選手ほど、5m通過時間が短いということが示唆された(図1)。
2. 足離れ時の水面から大転子までの高さと入水範囲では、有意な負の相関関係が認められた。つまり、足離れ時の際に、高さがある選手ほど、入水範囲が狭くなることが示唆された(図2)。
3. 手が入水した時の水面から大転子までの高さと入水範囲では、有意な負の相関関係が認められた。つまり、手が入水した際に、高さがある選手ほど、入水範囲が狭くなることが示唆された(図3)。
1から3を踏まえると、股関節を膝関節よりも先に伸展するようなスタート方法は、アーチ姿勢をとりやすくさせ、入水範囲が狭くなり、5m通過時間が短縮されることが明らかとなった。
●競泳の背泳ぎスタート合図後から足が離れるまでの動き
→股関節と膝関節の伸展のタイミングに着目
●股関節を先に伸展した後に膝関節を伸展する動作を行う
→跳び出した後、アーチ姿勢が取りやすくなり一点入水がしやすくなる
⇒5m通過時間が短縮される
タイミングを合わせる
文章だけだと分かりにくいので、ぜひ元記事の図をみたほうがイメージつきやすいと思います。
正直、いまいち私にも分かりません。
バックのスタートなんか今まで生きてきて意識したことなかったです。
どうやら膝関節より股関節を先に伸展したほうが、アーチをつくりやすく、一点入水しやすいため5mまで速いよ、ということみたいです。
おそらくこの論文のポイントは『背泳ぎスタート合図後から足が離れるまでの動き』に着目した点ですかね。
足が離れるまで先に股関節を伸展することで、
→足が離れる瞬間に腰の位置が高くなる
→手が入水する瞬間に腰の高さキープできる
⇒入水範囲(手と腰が入水した間の距離)入水範囲が狭くなる
⇒5mまで速くなる
といった具合でしょうか。
意識してタイミングを調整するには相当練習が必要そうですね。
こういうのを最初からさらっとできちゃう子供ってのは、センスがあるとしか言いようがないんでしょうね。
将来、娘がバックの選手になったときのために知識としては頭に入れておきます。
水泳指導者の方はぜひご参考に。
まとめ
バックのスタートは、股関節を先に伸展させよう。
では。