どうもパパかっぱです。
腰痛、ほぼ消失しました。
やったー。やはり休養の効果は絶大ですね。
トレーニングしないと帰ってからの罪悪感が最初のうちはありましたが、これも練習と割り切ってしっかりと休みました。
大体マスターズスイマーで身体のどこか調子悪い人は、とりあえず練習しすぎだと思いますね。
今回しみじみと感じました。
そんな方は一回思い切ってがっつり休んでみるというのも手だと思います。
私は2週間休養の予定でしたが、もうちょっと休んでみても良いかなという気になってきています。
さて、引き続き背泳ぎの勉強です。
背泳ぎスタートで速くなるための技術
本研究では、競泳の背泳ぎスタート合図後から足が離れるまでの動き(股関節と膝関節の伸展のタイミング)に着目をし、バックストロークレッジ(足かけ)を使用した際、下肢関節伸展のタイミングの違いにより、パフォーマンス(5m通過タイムなど)にどのような影響があるかを検討しました。
その結果、股関節を先に伸展した後に膝関節を伸展する動作を行うことで、跳び出した後、アーチ姿勢が取りやすくなり一点入水がしやすくなることが明らかになりました。そのようなスタート技術のおかげで、5m通過時間が短縮されることがわかりました。本研究成果は、英国の国際誌「Sports Biomechanics」に掲載予定です。
【研究者からのコメント】
これまでに背泳ぎスタートパフォーマンスを向上させるために、様々な研究がなされてきましたが、合図前の適切な構えや、足離れ後の技術に着目されてきました。跳び出し時(合図後から足離れまで)の動き、つまり股関節と膝関節の伸展のタイミングに着目をすることで、コーチング現場での可能性も広げるのではないかと考えています。なお、この研究の対象者は大学生ですので、誰にでも当てはまるとは言えないためご注意ください。
【本研究成果のポイント】
股関節と膝関節の伸展のタイミングをいくつか変えて試したところ、股関節を先に伸展した後に膝関節を伸展させた試技がもっとも5m通過時間が速かった。
1. 入水範囲(手と腰が入水した間の距離)と5m通過時間では、有意な正の相関関係が認められた。つまり、入水範囲が狭い選手ほど、5m通過時間が短いということが示唆された(図1)。
2. 足離れ時の水面から大転子までの高さと入水範囲では、有意な負の相関関係が認められた。つまり、足離れ時の際に、高さがある選手ほど、入水範囲が狭くなることが示唆された(図2)。
3. 手が入水した時の水面から大転子までの高さと入水範囲では、有意な負の相関関係が認められた。つまり、手が入水した際に、高さがある選手ほど、入水範囲が狭くなることが示唆された(図3)。
1から3を踏まえると、股関節を膝関節よりも先に伸展するようなスタート方法は、アーチ姿勢をとりやすくさせ、入水範囲が狭くなり、5m通過時間が短縮されることが明らかとなった。
私なりのポイントは
●競泳の背泳ぎスタート合図後から足が離れるまでの動き(股関節と膝関節の伸展のタイミング)に着目
・入水範囲が狭い選手ほど、5m通過時間が短いということが示唆
・足離れ時の際に、高さがある選手ほど、入水範囲が狭くなることが示唆
・手が入水した際に、高さがある選手ほど、入水範囲が狭くなることが示唆
●股関節を膝関節よりも先に伸展するようなスタート方法
→アーチ姿勢をとりやすく
→入水範囲が狭くなり、一点入水がしやすい
⇒5m通過時間が短縮される
股関節を膝関節より先に伸展
私が個人種目として背泳ぎに出ることは、まずないと思いますが知識として入れておきます。
スタートの技術について興味深い論文です。
そもそも背泳ぎのスタート後には、入水範囲(手と腰が入水した間の距離)が狭いほど良いと。
必要条件として『足離れの際に高さがある』『手が入水した際に高さがある』ことが大切みたいです。
そのためにはずばり、股関節を膝関節よりも先に伸展する必要がある、とのこと。
そうすることで、アーチ姿勢をとりやすく、入水範囲が狭くなる。つまり、一点入水がしやすくなることで、5m通過時間が短縮される。
んー、背泳ぎの選手は分かるのかな?
私は全然分かりません(笑)
キーワードは頭に入れておき、指導することがあれば伝えてみます。
もしそうなったら自分でも一生懸命練習してみます。
背泳ぎの選手はぜひ参考にしてみてください。
まとめ
股関節を先に伸展させ、一点入水を目指そう。
では。