どうもパパかっぱです。
来月、イーハトーブ大会があるのでそれに向けて頑張ってると見せかけて、実は私、その100倍楽しみにしているイベントがあります。
それが、10月10日に行われる盛岡市立総合プール體育祭『スイムチャレンジ』です。
これは盛岡市?が開催してくれるイベントで誰でも参加できる大会です。
去年は私・嫁・娘で出てすごく楽しかったのですが、今年も盛岡市が開催してくれるみたいです。
今年は去年出れなかった息子も参戦予定です。
5歳ですが、なんとか25m泳げるので参加できそうです。
いやー、家族で出れるので一年でこのイベントが一番楽しみです。
大会に向けて子供達も含めて練習していきます。
さて、引き続き、背泳ぎのお勉強です。
背泳ぎのストロークのポイント
●ストロークのポイント
→背中で水を引っ張る
→引く動作が入ってから押している
→押した後、脇が閉まり気を付けの姿勢になっている
●水をひっぱる動作
→肘を少しだけ下げて、水を押す(脇を締めるイメージ)
→手の平の力はいれたまま
●ストロークの悪い例
→背中で水を引っ張れていない
→水を引っ張る前に押している(押す動作が早い)
→脇が開いており、終わりが気を付けにならない
⇒身体が左右に蛇行しやすい
私なりのポイントは
●背泳ぎのストロークのポイント
→背中で水を引っ張る(肘を少しだけ下げる)
→引く動作が入ってから水を押す(掌は力入れたまま)
→押した後、脇が閉まり気を付けの姿勢に
●ストロークの悪い例
→水を引っ張る前に水を押す
→脇が開いており、気を付け姿勢にならない
⇒身体が左右に蛇行しやすい
筋連結を意識する
動画では、良い例と悪い例を実際に泳いでみせてくれているので、背泳ぎを勉強したい方はぜひ見比べた方が良いです。とても勉強になりました。
その中でキーワードがいくつか出てきました。
『背中で水を引っ張る、肘を少しだけ下げる』
『引く動作があってから、水を押す』
『終わりは、気を付けの姿勢』
おそらく、ずっと水泳やってきた人にとっては、これらの言葉でなるほどなーってなるんでしょう。
ただ、私は水泳小学生以来なので感覚的なことはいまいち分からないし、職業柄曖昧な言葉は使わないようにしてるんですよね。
動画をみて私なりに動作分析をしてみました。
「背中を水で引っ張る」ってことを私なりに解釈すると『広背筋~前鋸筋の筋連結』をするってことだと思うんですよね。
筋連結って我々セラピストは治療テクニックとしてかなり意識します。
単独の筋肉を発火させるより、筋連結で多くの筋肉を連動して働かせた方が強い力が出ます。
背泳ぎの悪い例では、水をひっぱらずにただ単に下に水を押すと。
つまり、上腕二頭筋と上腕三頭筋、大胸筋が単独で働いているんじゃないですかね。
背泳ぎ良い例の「水を背中でひっぱる」というのは、背中の大きな広背筋が働き、その後前鋸筋が働くことで安定した肩周りが出来た中で、上腕二頭筋と上腕三頭筋などが働けば効率よく力が発揮できるということなんじゃないでしょうか。
この広背筋を働かせるっていう感覚が難しいんですよね。
ちなみに、広背筋が大事というのは塩浦選手もおっしゃっていました。
広背筋はクロールでも大事なんですね。というか、多分水泳全部に大事だと思います。
私個人的に、意外と他の人があまり言ってないと思うのが、前鋸筋ですね。
力を発揮する上で、前鋸筋ってめちゃくちゃ大事だと思います。
前鋸筋は外腹斜筋などと筋連結してます。
この連結が機能的に働くと、体幹が安定するので肩甲帯周囲の筋活動が発揮しやすくなります。
さらに、前鋸筋は菱形筋群とも筋連結し、脊柱や頸部につながるので、肩周りの力が発揮しやすくなります。
余談ですけど、ボクシングで強いパンチを打つためには、前鋸筋をうまく働かせることが出来るかが必須です。
私の経験上、肩や頸部が痛い人は、前鋸筋を緩めてあげると痛みが軽減することが臨床的に多いですよ。
話がそれましたが、背泳ぎを泳ぐ際には、腕の力だけではなく、背中や肋骨~体幹など他の部位も意識して練習すると良いかも知れませんね。
私は広背筋~前鋸筋を意識して練習してみます。
まとめ
筋連結を理解して、強い背泳ぎのストロークを身に付けよう
では。