2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴12年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

長趾屈筋、後脛骨筋、長母趾屈筋 ~触診奥深し!!~

どうもパパかっぱです。

 

吉本の雨上がり宮迫さん、ロンブー亮さんの謝罪会見の話題でもちきりですね。

詳しいことは分かりませんが結局、いざとなったとき会社は守ってくれないってのは真理ですよね。

 

私も前の会社の経験から身に染みています。経営者は経営を守るためであれば180°意見や態度を変えます。ビックリするくらい。

まぁ経営者は出資してますから当たり前っちゃ当たり前です。

タチが悪いのは雇われの管理者ですね。自分の懐は痛まないので、最後まで自由だったりしますよね。

 

今私が思うことは、とにかく“知恵”をつけることが大事だと思っています。

何があったとしても、どんな状況にも対応できるように幅広い知恵をつけたくて、色々な勉強や本を読んだりしている最中です。

今の世の中、知らないと損をすることがめちゃくちゃ多いですもんね。

 

私は頭が悪いので、時間はかかりますが、ウサギとカメのカメのように地道に継続するのみです。

 

さて、暗い話はさておき、今日は練習はオフでした。

仕事終わりに後輩と触診の勉強会を開きましたので、備忘録もかねて書いておきます。

 

 

【長趾屈筋】

(起始)脛骨後面の中央部に付着。

(停止)第二~第五の趾骨の末節骨底に付着。

【長趾屈筋の主な働き】

第二~第五趾の屈曲(PIP関節)

【長趾屈筋の神経支配】

脛骨神経(L4~S2)

【長趾屈筋に関する一口メモ】

長趾屈筋は第二~第五趾の屈筋です。また、脛骨に付着し、踵の内側を通って末節骨に走行しているため、足関節の底屈も荷っています。この筋肉は腓腹筋やヒラメ筋などの大きな筋に隠れた筋肉で、その筋腹の触診はできません。趾を屈曲伸展することによって、足底の屈筋腱を確認することが出来るのみです。趾を伸展屈曲すると、アキレス腱の内側と踵の間では、多少ですが、筋腹が動くのを肉眼で確認する事が出来ます。

 

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【後頚骨筋】

(起始)脛骨の後面、腓骨の後面に付着。

(停止)舟状骨、全楔状骨、立法骨、第二~第五中足骨に付着。

【後頚骨筋の主な働き】

足関節を底屈する。足関節を内反する。

【後頚骨筋の神経支配】

脛骨神経(L5~S2)

【後頚骨筋に関する一口メモ】

後頚骨筋は、足関節の底屈筋です。踵の内側を腱が通ります。このため、アキレス腱付近の痛みの場合、アキレス腱炎やアキレス腱症と鑑別する必要があります。鑑別の方法は触診が主です。従って、後頚骨筋を触診できなければなりません。この筋肉の触診は、踵とアキレス腱の間に指を滑り込ませ、足関節を底屈し、緊張させます。更に、この状態で内反を自動運動にて行います。すると、アキレス腱の内側に、明らかにアキレス腱とは違った腱が動くのを触診できます。この腱に断裂や挫傷があれば、アキレス腱炎もしくはアキレス腱症と鑑別が可能です。

 

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【長母趾屈筋】

(起始)頚骨後面の下方1/3に付着。下腿骨間膜の後面に付着。

(停止)母趾末節骨底の底面に付着。

【長母趾屈筋の主な働き】

母趾を底側方に引く。

【長母趾屈筋の神経支配】

頚骨神経(L5~S1)

【長母趾屈筋に関する一口メモ】

長母趾屈筋は、頚骨の下部に付着して、踵骨の内側を通過して、母指の末節骨底の底側に付着します。この筋肉はIP関節に働き、母趾を屈筋させます。母趾を屈曲させる筋肉は、他に短母指屈筋があり、共に協力して母趾を屈曲します。この二つの筋肉は、共に基節骨底、末節骨底に付着して、働きかける関節も、IP関節とMP関節に分かれます。長母趾屈筋の触診は、基本的に出来ません。が、踵骨の内側を触診して、母趾を屈曲伸展すると、この筋肉の腱が動くのを確認することが出来ます。筋腹は、深層に存在するので、触診できません。

 

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筋肉.duide  http://www.musculature.biz/ より引用 

 

 

長趾屈筋、後脛骨筋、長母趾屈筋の触診のポイント

 

触診のポイントだけ書いていきます。

  • ヒラメ筋のポケットの中に3つの筋が収納されているかのように存在する。
  • 筋腹は内側から、長趾屈筋、後脛骨筋、長母趾屈筋 の順
  • 脛骨の内果のすぐ後方を通るレベルでは、長趾屈筋と後脛骨筋が交叉している。
  • 内果側より順に、後脛骨筋腱→長母趾屈筋腱→後脛骨動脈→脛骨神経→長母趾屈筋腱
  • 深層なので、直接触知はできない。
  • 収縮を利用したり、筋(腱)を急激に伸展することで、筋(腱)のテンションを触診する
  • 内果を通った後(遠位へ)は、急激に前足部へ方向転換する
  • 後脛骨筋の停止は、足底へ幅広く付着している。後脛骨筋腱機能不全(PPTD)へつながる。

 

などに注意して触診会をしました。

 

やはり解剖を見てるだけでは絶対に身につかないことってありますね。

実際に触診しながらペンで書いてみると、

 

あれ??思ってたのと違う!ここを筋が通るはずなのに・・・。

 

みたいなのが多発します。

 

触診奥深し!!

 

これも継続していきたいです。

 

では。