どうもパパかっぱです。
『水泳初心者の後輩に教えることで気づいたことシリーズ』です。
第二弾は、【スタートの時の壁のけり方】です。
第一弾はこちら↓↓
スタートで加速するためには、しっかりと壁を蹴る必要あり
初心者と経験者の大きな違いって、“スタートの時の加速”にあると思っています。
水泳ってスタート時が一番速いんですよ。
飛び込みでも壁を蹴ってもです。
イメージわきづらいかもしれませんが、競泳で速い人っていうのは、水中で速く泳げる人ではなくて、『スタートの時の初速を減速させない人』がすなわち速い人なんですよ。
初心者の人は、スタートのときの初速をしっかりとつくれないので、途中でバテてしまうことが大いにあると思います。
つまり、壁を蹴れないんですよね。
後輩のスタートをみてもまさしくそうでした。
これって何十年も何気なく泳いでいるスイマーにとってはピンとこないことかもしれません。
私もなんて言って伝えて良いかかなり迷いました。
そんな中、わかりやすく解説している動画を見つけましたよ。
スタート時に必要な潜り方
●スタートの際には、潜ってから蹴る
●潜る時は、潜ろうとするな!
→潜ろうとすると前に倒れてしまい、面積を大きくなるので抵抗が増える
⇒浮力を受けて潜れない
●ポイントは、『落ちる・沈む・膝を落とす』イメージ
→抵抗が膝の部分にしかからないので抵抗が小さい
⇒沈みやすい
(※足を後ろに持っていきながら膝を落とすイメージ)
●その後、手を挙げるという水の抵抗を利用して、身体を倒す
→ストリームラインをとる
⇒壁を蹴る
●1,2,3のリズム(潜る→姿勢を構える⇒壁を蹴る)
(会話を一部抜粋、編集あり)
ポイントは、『落ちる・沈む・膝を落とす』イメージってところが、なるほどなー、と勉強になりました。
こういうのを言語化するって結構難しいですよね。
確かに自分が普段泳いでいる時は、沈むって感覚が近いですね。
●沈んで
→スカーリングしながら姿勢を構えて
⇒足の裏でしっかりと壁を蹴る
って感じです。
まさしく動画でおっしゃってることですね。
初心者の方は、沈む前に壁を蹴ってしまうので、ななめ上にピョンっと飛んでしまうんですよね。
壁を蹴ってるというよりかは、地面を蹴ってるに近いかもしれません。
そうなると、初速もうまれないし、抵抗が大きい上に頭が立つので、余計に苦しくなってしまいます。
初心者の方が経験者に教えられる時に、やたらと泳ぎの中で“ストリームラインをとれ”ということばかり言われて、嫌になっちゃうかもしれませんね。
泳ぎの中でのストリームラインをとる前に、しっかりと沈んでから構えて、壁を蹴らないと、ストリームラインなど取りようもないです。
その前の段階を練習するべきですね。
水泳をやるうえで壁を蹴れる恩恵ってめちゃくちゃでかいです。
マリオカートでいうと“ビューーーンって速くなるラッキーゾーン的なとこ”くらいありがたいですよ。
しっかりと壁さえ蹴って、ストリームラインとってゆったりと浮いてればそれだけで7mくらいは簡単に行けますからね。
25m泳げない人は、18m泳げるようになればいいんです。
壁と仲良しになれば、7m程度は壁が担ってくれます。
●1,2,3のリズムで
潜る
→姿勢を構える
⇒壁を蹴る
そういうイメージをもって、スタートをしっかりと練習してみてはいかがでしょうか。
まとめ
スタートで、潜ってから姿勢を構えて、しっかりと壁を蹴ることで7m分のショートカットをしちゃいましょう。
では。