どうもパパかっぱです。
『水泳初心者の後輩に教えることで気づいたことシリーズ』の続編です。
第二弾の【スタートの時の壁のけり方】の新たな視点がありましたので、②-Ⅱとして追加です。
壁をきちんと蹴って、スムーズなスタートのために
やはり水泳初心者が手っ取り早く泳げる方法としては“スタートできちんと壁を蹴れる”ことだと思います。
初心者だけでなく、上級者も必須の練習になってきますね。
②でスタートの手順を学び、⑤でスカーリングを学びましたが、それでもやはり壁に足裏をつけて姿勢をキープすることが難しいようです。
さらに深堀していきます。
水を下から上にすくい上げてスタートの姿勢をキープ
●上手に壁を蹴ることが出来れば、そのあとの泳ぎにスムーズにつなげれる
●水を下から上にすくいあげる(手の平でも手の甲でもOK)
●ジャンプしてそのまま身体を前に倒し、床に手をつく
→壁を蹴る時に胴体が水平になってることが大事
●倒れ込みながら腕の力で水を下から上に押し上げる
→壁の方に押し付け、しっかりと壁際でタメをつくってから蹴る
→自分の頭の位置と足の位置が水平になるくらい沈み込んでから壁を蹴る
●ありがちなミス
・足を上につきすぎるのはNG
・ジャンプしたら床に足をつけない
・お尻と壁が近すぎる
(会話を一部抜粋、編集あり)
『水を下から上にすくいあげる』という練習を重点的にやりましょう。
これはお風呂でもできるかもしれません。
水を手でとらえながら下から上に押すことで、水平の姿勢をつくることができます。
他の記事も含め、今までの壁蹴りスタートの知識をまとめると
●軽くジャンプをして、膝を落とすようなイメージで真下に落ちる
→手を下から上にすくいあげて、身体を水平にキープする
⇒ストリームラインをとって、しっかりと壁を蹴る
少し慣れた人であれば、
●股・膝関節を曲げて足裏を壁につけた姿勢をスカーリングしながらキープ
→手を下から上にすくいあげて、ストリームラインをとる
⇒しっかりと壁を蹴る
となるでしょうか。
あと、この手の平で水を下から上にとらえるという動作は、応用編としてクイックターンの時にも使うことができます。
推進力の勢いを使って身体をクルッと前方に回転させると同時に、手の平でも下から上に押し上げることで、さらに速く・スムーズにクイックターンが出来るようになります。
これは少し難しいので、追々書いていきます。
まとめ
手で下から上に水をすくいあげる・押し出す感覚を練習して、スムーズなスタートにつなげましょう。
では。