どうもパパかっぱです。
体重が・・・増えたまま減りません。
64㎏くらいがベストだと自分で思っているんですが、今は67㎏。下手したら68㎏。
今は本気でダイエットしてないにしても、なかなか減らなくなってきました。
日常会話の中でよく「脂肪より筋肉のほうが重い」などと聞きますよね。
私も今回の体重増加は「脂肪じゃなくて、最近ハマっている筋トレのおかげで筋肉がついたおかげだ」と自分を無理やり納得させていました。
ふと思いました。・・・本当か??
疑問に思ったことは調べましょう。
脂肪と筋肉の重さの違い
「筋肉は重く脂肪は軽い」 → “同じ大きさ”なら
脂肪とそれ以外の組織では密度が違うのですが、◎脂肪組織の密度=0.9007g/cm3
◎脂肪以外の除脂肪組織(≒筋肉&骨)の密度=1.100g/cm3 と、されています。
ということは、同じ1cm3の大きさの脂肪と除脂肪組織(≒筋肉&骨)を比較すると、
その差はなんと!!!!
・・・・じゃーん♪「約0.2g」!!
・・・まあ、1cm3なんて、1cc、小さじ一杯ですからね、ちっちゃ過ぎますよね。
もっと大きくして比較しなくちゃ。
では、お茶のペットボトルの大きさ(2リットル)ならどうだ!
脂肪 :2000cm3×0.900g/cm3=1800g
除脂肪:2000cm3×1.100g/cm3=2200g
⇒ 両者の差 400g
2リットルペットボトルの大きさで比較すると400gの差。1円玉400枚分の差、ですね。
なんとなくイメージつかめてきたでしょうか。1kgの差が出るのはどれくらいの大きさかというと「5ℓ=1kgの差 」となりますね。
2ℓペットボトル2.5本分の大きさの100%脂肪と100%筋肉を比較すると1kg違う・・・と
いう感じです。
筋肉は体積が小さく脂肪は体積が大きい→“同じ重さ”なら
本当に気になるのは「重さよりも見た目」ではないですか?密度が違うということは、逆に考えると「同じ重さでも大きさ(サイズ)が違う」ということですよね。
では、実際同じ重さなら、どれくらい大きさが違ってくるのでしょうか。 ちょっと計算してみました。
同じ100gの体積は
脂肪 :100g÷0.9007g/cm3=111cm3
除脂肪:100g÷1.100/cm3=91cm3
⇒両者の体積比・・・ 脂肪:除脂肪 ≒ 1:0.8 脂肪の体積1に対して、除脂肪は0.8くら
いの大きさになるということですね。
●筋肉も脂肪も1kgの重さは変わりません。ただ密度による違いで、見た目には大きな違いが現れます。
●つまり、同じ大きさの筋肉をつけた人と脂肪をつけた人の体重を比較すると、筋肉をつけた人のほうが体重は増えることになります。
左が2kgの筋肉で、右が2kgの脂肪です。
私なりのポイントとしては、
●同じ大きさなら、筋肉の方が重い
→同じ1㎥の大きさで約0.2g重い
→2㍑ペットボトルの大きさで比較すると400gの差
⇒2㍑ペットボトル2.5本分の大きさの100%脂肪と100%筋肉を比較すると1kg違う
●同じ重さなら、脂肪は体積が大きい
⇒脂肪:除脂肪の体積比 ≒ 1 : 0.8
●密度による違いで、見た目には大きな違いが現れる
です。
見た目に注目しよう
やや小難しく書いていますが、簡単に言えば、脂肪より筋肉の方が重いけどその差は思ってるほど差はないよ。
5㍑で1㎏の差です。5㍑分の脂肪なり筋肉がつくって相当ですからね。
1ℓって10㎝×10㎝×10㎝ですからね。
その分の脂肪がついたとなるとそりゃ大変なことです。
なので、まぁそんなに重さは変わらない、くらいに思っておいて大丈夫なんじゃないでしょうか。
さて、問題は体積ですね。
同じ重さなら、脂肪:筋肉 ≒ 1:0.8の体積比ですって。
これは結構な差があるんじゃないでしょうか。
上のサイトの脂肪と筋肉の2㎏分の塊をビジュアルで見れば一目瞭然ですね。
つまり、脂肪でも筋肉でも、そりゃつけば体重は増えるでしょと。
その時の見た目が明らかに大きくなってたら、もしかして脂肪がつきすぎかもよ。
こんな感じで捉えておいても良いかもしれませんね。
雑学的な感じでしたけど、興味深い知識でした。
参考になれば。
まとめ
脂肪も筋肉もつけば重くなる。明らかに見た目が大きくなってたら脂肪がついたかもしれませんよ。
では。