2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴10年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

【論文考察】スタート前の深呼吸

どうもパパかっぱです。

 

 

先日、娘(6歳)と息子(4歳)でいつものように水泳しに行ったところ、ついに・・・息子が初めて25m泳ぎ切ることが出来ました。

 

おそらく周りから見ると溺れているように見えるんでしょうけど、一生懸命バシャバシャ泳いでました。

 

ギリギリでした。

 

いやー、感動しました。

 

去年、私と嫁と娘が大会に出たところ、自分も出たいとずっと言っていましたからね。

 

練習の度に少しずつ距離を伸ばしてきました。5m→7m→10m→12m→15m→17m→25mといった具合でしたかね。

 

自ら今日は〇〇m泳ぐ!と毎回目標を決めてトライしていました。

 

自主性が何よりも最強ですね。

 

自主的に泳ぎたいと言ってくれている間は一緒に水泳を楽しみたいと思います。

 

 

 

 

スタート前の深呼吸

 

 

 

 

ci.nii.ac.jp

 

年齢19歳から22歳までの健康な男子学生16名を対象に、スタート前の深呼吸が水泳指導上の補助手段となり得るかを検討するため、息こらえ時間や、50mクロール泳の平均泳速、血中乳酸を測定した。

その結果、深呼吸によるCO2クリアランスが、水中においても息こらえ能力を向上させ、50m泳のスタート前に深呼吸を行なわせることが、泳速の遅い被験者ほど、その泳速を高め、水泳中の制限呼吸の影響を緩和し、より頑張ることを可能にした結果が認められ、一般に初級者や中級者が対象である学校体育等での水泳指導において、指導者の管理のもとで、深呼吸が指導の補助手段として効果があることが推察された。

 

 

 

 

私なりのポイントは

 

●19歳~22歳までの健康な男子学生16名を対象

 →スタート前の深呼吸が水泳指導上の補助手段となり得るかを検討

 ⇒息こらえ時間や、50mクロール泳の平均泳速、血中乳酸を測定

 

●深呼吸によるCO2クリアランスが、水中においても息こらえ能力を向上

 

●泳速の遅い被験者ほど

 ・その泳速を高め

 ・水泳中の制限呼吸の影響を緩和

 ・より頑張ることを可能にした

 

●一般に初級者や中級者が対象である学校体育等での水泳指導において、深呼吸が指導の補助手段として効果があることが推察

 

 

 

 

深呼吸を促す

 

とてもシンプルな論文でした。

 

シンプル故に、簡単に出来るし、簡単に促せるのでとても良い論文でしたね。

 

論文って難しいイメージありますけど、全然そんなことなくて当たり前のことを当たり前だというのも立派な論ですからね。

 

スタート前に深呼吸を促すだけで、水中においても息こらえ能力を向上させることが出来るとのことです。

 

その結果、泳速を高めれて、呼吸もより止めれるようになり、より頑張れると良いことづくめですね。

 

特に初心者に有効とのことなので、子供などに教えるときにはぜひ使いたいですね。

 

タイム測定の前に「深呼吸してー」。

 

うん、シンプルで良い!

 

 

 

 

 

まとめ

 

 

スタート前に深呼吸をして、楽に泳ごう。

 

 

では。