どうもパパかっぱです。
最近ちょこっとずつジムのプールに行き始めているのですが、なるほどなー、という場面に出くわしました。
かなりの距離(本数)を泳いでいるおっちゃんが、『カウンター数取り器』(車が何台通ったかとかを数えるやつ)をプールサイドに置いて、一本泳ぐごとにカウントしていました。
たしかに、あれ便利ですね。
まぁ、私は最大でも8本くらいしか泳がないので、ほぼ必要ないのですが、数多く泳ぐ人にとっては、便利アイテムとして良いですね。
自分が今何本泳いでいるかすぐに分かりますもんね。
安価ですし。
自分が泳いだ本数が分からなくなるという人は、試してみる価値はありそうです。
さて、先日少しだけ紹介した塩浦選手のとても勉強になる動画について勉強していきたいと思います。
アップでも試合当日でも使えるドリル練習
●ウォーミングアップで使っている3つのドリル
→この3つのドリルをセットで行い、感覚のチェックとしても使える
1.気を付け姿勢キック
●姿勢ととにかくまっすぐキープする
→フィンとシュノーケルをつけると姿勢を気を付けやすい
→背中側をまっすぐできるように意識
→顎を少し引いて、できるだけ顔がプールの底と平行になるように
→とにかく!まっすぐ姿勢をキープ
※抵抗にならない姿勢をつくることが基本!!
より効率的な姿勢を。
顔の向き、顎の位置に注意を向けながらまっすぐな姿勢を見つける。
2.スカーリング
●外側だけ押して戻す、押して戻す
→ここでもまっすぐな姿勢をキープ
→手の平で面を作り、腕の力ではなく、背中の力だけで水を押す
※感覚が分かりにくい場合
→壁に手をついて、脇の下の方で力が入るように壁を押す
→腕の付け根の部分の筋肉を使う
→背中や胸の大きな筋肉を使う
※なぜ大きい筋肉を使うのか?
→ストロークでより力を発揮できる
→レースでバテにくい
3.片手のプル
●姿勢を気を付け、脇を意識して、意識したところを使えるように片手でプル
→実際のストロークの軌道で大きい筋肉を使うことを意識する
→キャッチから手が伸びきるところまでフルストロークで
⇒姿勢をキープすることが一番大事
※姿勢をまっすぐキープできていると、水をかいた後前に進む感覚をつかめる
→姿勢が不安定だと、うまくいかない
→姿勢のチェックにも使える
まっすぐな姿勢をキープ
なんと、塩浦選手はドリルはほぼこの3つしか行っていないそうです。
ほぼ毎日行っているし、試合の日でも行っているようです。
真似しない手はないですね。
伝えていることは至ってシンプルです!
『まっすぐな姿勢をキープする』
これに尽きます。
徹頭徹尾、姿勢に気を付けているんだなー、というのが分かります。
水泳に限らず何事も、超一流の人になればなるほど、結局は基本的なことなんですよね。
私も今年は姿勢をキーワードに泳ぎを追及してみようと思ってます。
その一つの武器として、呼吸はこれからも研究し続けます。
広背筋を使えるように
この動画で、私的に特に参考になった点は
●手の平は面をつくるだけ
●背中の力で水を押す
という点です。
塩浦選手は、動画の5”50~の場面で「壁に手をついて、脇の下の方で力が入るように壁を押す」 というアドバイスをされていました。
この場面の塩浦選手の身体をみるとよく分かるのですが、広背筋が明らかに膨隆してますね。
すごいっすね。
広背筋は、我々セラピストの中でもよくキーマッスルになりやすい筋肉です。
広背筋は、骨盤帯から始まり、上腕骨の小結節稜というところに付着します。
とても面積の広い筋肉ですし、上腕を引くという力に大きく関与します。
ストリームラインの姿勢から水をかこうとするときには、間違いなく主動作筋の1つとなり得ると思います。
水泳で最も大事な筋肉と言っても、過言ではないかもしれません。
広背筋の解剖を見て、なんとなくイメージしてもらい、実際に水中で使えているか試してみると良いかもしれません。
練習用のシュノーケル
ちなみに、フィンとシュノーケルをつけて練習した方が良いと、塩浦選手はおっしゃってました。
シュノーケルってこのくらいの値段で買えるんですねー。
知りませんでした。
買っちゃおうかな。
でも、ジムで使えるか確認してから検討します。
まとめ
ひたすらまっすぐな姿勢をキープできる練習をしましょう。
広背筋で水をかける感覚を得ましょう。
では。