どうもパパかっぱです。
新型コロナウイルスの影響で、各地でマスターズ大会や水泳のイベントなども中止になっているようですね。
残念ですね。
私の場合、5月9・10日に行われる短水路マスターズ(盛岡)が今年最初のレースになると思いますが、果たしてそれまでに新型コロナの影響はどうなっているでしょうかね。
さすがに納まっていてほしいところです。
さて、前回は塩浦選手の動画から色々な気づきを得ました。
とにかく、『姿勢をまっすぐキープする』というのがキーワードでしたね。
私も首のケガ明けで、ダッシュはほぼ出来ないので、ひたすら姿勢の練習のみしています。
今回は、苦手な人が多いであろう“キック練習”についてお勉強していきましょう。
私もキックはとても苦手ですので、ほぼ練習してません・・・。
塩浦選手に学ぶキック練習
1.キックの幅を意識するドリル
●フィンとシュノーケルをつけて、ボードキック(プルブイを挟みながら)
→頭を上げずにまっすぐな姿勢をキープ
→プルブイを挟むことで、細かな平らなキック
→細かく打つことで抵抗にならずに、スピードを上げられる
→細かく打つ感覚をつかむ
※自分の身体の幅から出ないくらいの幅でキックを打つ
※キックが大きくなればなるほど、抵抗が大きくなる
※お尻の下の筋肉で引き上げる動作を入れると、足に水が当たる感覚を得られる
2.サイドキック
●蹴り幅が一定になっていると横向きに進める
→壁を蹴った後などどの向きでもキックが打てる練習にもなる
→ダウンキックとアップキックの蹴り幅は同じ
→体がまっすぐになっているかのチェック
キックは小刻みに・コンパクトに
クロールのキックは小刻みが良いというのは、以前もブログで紹介しました。
去年くらいに筑波大学の研究で出て、衝撃を受けたことを覚えています。
クロールで泳ぐスピードがあがるほど、バタ足が邪魔って知ってました!? - FNN.jpプライムオンライン
また、ドルフィンキックについても、小刻みが良いと私は思っています↓↓
塩浦選手も“細かく打つ”というのを強調されていました。
さらに、キックを打つ幅として“自分の身体の幅から出ないくらい”という分かりやすいことも伝えてくれています。
キックを打つ幅を意識して練習してみましょう。
また、サイドキックの練習も紹介されていました。
私はサイドキックが苦手なので、おそらく姿勢がブレているんだと思います。
右手と左手のかく感覚も結構違いますからねー。
左手があまりうまくないんですよね。
力が入りにくいというか・・・。
練習あるのみですね。
『姿勢はまっすぐ』というのは不変の原理なので、お忘れなく。
股関節伸展の主動作筋
(起始)後殿筋線の後方、仙骨・尾骨の外側縁、胸腰筋膜、仙結節靭帯らに付着。
(停止)浅層は、大腿筋膜の外側部で腸脛靭帯に移る。
深層は、大腿骨の臀部粗面に付着。
【大殿筋の主な働き】
股関節を伸展する。股関節を外旋する。
【大殿筋の神経支配】
下臀神経(L4~S2)
【大殿筋に関する一口メモ】
大殿筋は、股関節の屈曲筋ですが、外旋の働きもあります。殿筋群の中で最も大きく、最も表層にあります。大殿筋の下には中殿筋があり、更のその下には小殿筋があります。大殿筋を触診するのは容易です。いわゆるヒップの膨らみがその筋腹で、どなたでもその存在を知っています。この筋肉を緊張させるのは容易ですが、極度に緊張させるには、四つんばいになって脚を持ち上げる体操です。いわゆるヒップアップ体操がそれに当たり、脚を持ち上げた時、つまり股関節を伸展した時に大殿筋は緊張します。
ハムストリングス筋(はむすとりんぐすきん)-筋肉.guide
(起始)ハムストリングスは、大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の総称です。下腿に付着しています 。
(停止)坐骨に付着します。大腿二頭筋は大腿骨にも付着しています。
【ハムストリングス筋の主な働き】
基本的には膝関節の屈曲と股関節の伸展という働きです。ただし3つの筋肉によって股関節・膝関節の内旋・外旋が加わってきます。
【ハムストリングス筋の神経支配】
大腿二頭筋の短頭は腓骨神経、長頭は脛骨神経
他は脛骨神経
【ハムストリングス筋に関する一口メモ】
ハムストリングス筋は『ランナー筋』とも呼ばれ、走ることが多い人は発達が目覚しいです。特にスプリンターのハムストリングスは、よく発達しています。膝を屈曲して、股関節を伸展する動作は、まさにダッシュする時の動きです。この筋肉は、外側と内側の筋に大別できます。外側は大腿二頭筋で、内側は半腱様筋、半膜様筋です。これらの筋は、微妙に股関節と膝関節の内旋外旋を調節しながら屈曲伸展を行います。触診は大変簡単です。大腿の裏に力を入れて、外側の筋肉は大腿二頭筋で、内側は半腱様筋・半膜様筋と考えればよいと思います。
塩浦選手は『お尻の下の筋肉で引き上げる動作を入れると、足に水が当たる感覚を得られる』とアドバイスしていました。
お尻の下の筋肉というと、おそらく股関節伸展筋群だと思います。
大殿筋とハムストリングスですね。
解剖は上の図をみて、イメージしてみてください。
私も以前、アップキックが大事という記事を書いていました↓↓
今でもダウンキックより、アップキックを意識して練習しています。
ダウンキックを意識してしまうと、力んでしまうというか、どうしても膝を曲げてしまう意識が強くなってしまうような気がするんですよね。
アップキックを意識することで、なるべくお尻の方から蹴り上げるイメージを持つと、良いような気がしています。
まとめ
キックを小刻みに打つ感覚を身につけましょう。
では。