2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴7年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

超一流選手から学ぶパフォーマンスの極意 ~運動学習の理論に基づいて~

どうもパパかっぱです。

 

 

頸椎症の調子も良くなり、3月に入ったので本格的に練習を再開しようと思った矢先に私が通っているジムが2週間程度休館になってしまいました。

 

恐るべきコロナ・・・。

 

となると、今すべきは陸トレです。

職場で仕事後にひっそりと筋トレしてから帰宅することにします。

朝の筋トレも再開したんですけどね。

リハビリ病院なので、なんなりと道具はあります。

家に帰ってからは子供と遊ぶので、筋トレどころではありませんからね。 

 

 

今日は、水泳というか、スポーツ全般でとても興味深い話があったので、それを勉強していきます。

 

とてもとても大事なお話です。

では、どうぞ。

 

 

 

 

超一流に学ぶ運動学習について

 

 

 

www.youtube.com

 

 ●(5”10~)すねの角度が前に向くようにする

 

●(8”00~)パフォーマンスは外に意識した方が高い。

 →最初のうちは、身体の中に動きの意識をもって、考えて動かしているうちは遅い。

 

●(11”40~)走る前に刺激を入れて、後は普通に走る

 

 

 

 

 意識から無意識へ

 

種目は違えど、世界トップの超一流選手同士の会話ってめちゃくちゃ面白いですね。

 

一語一句、逃したらもったいないと動画にかじりついて見てしまいました。

 

全て興味深かったのですが、今回は一つにフォーカスしてみたいと思います。

 

(8”00~)の

 

飯塚選手 「結局パフォーマンスは外に意識した方が高い。最初、中に動きこうやって、こうやって・・・形を意識すると足遅くなるんだけど」

塩浦選手 「あー、まぁ、そうだよね」

飯塚選手 「一緒じゃん、そう」

塩浦選手 「泳ぎ考えてたら、たしかに・・・」

飯塚選手 「最後は、ただ一部だけ」

 

の会話の部分、鳥肌立ちましたね。

 

超一流だからこそ分かりあえているんでしょうね。

 

これってまさしく運動学習そのものです。

 

運動学習って、我々セラピストにとっては必須の知識です。

患者さんに関わる上で、絶対に持っていないといけない知識なんですけど、いかんせんとっつきにくいためか、あまり人気がない分野かもしれません。

超スーパー大事なんですけどね。

 

 

面白い論文がありましたよ。

 

 【運動学習はここまでわかった】

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jkpt/8/0/8_0_49/_pdf

 

【運動学習について】 

https://www.jstage.jst.go.jp/article/rika1986/9/3/9_3_149/_pdf

 

 

これを解説しようと思うと、1万文字以上になってしまうので、ごくごく簡単に要約すると、

 

 ●運動学習とは『巧みな課題遂行のの応力を比較的永続する変化に導くような実践あるいは経験に関係する一連の過程』である。

 

1.認知段階(初期相)・・・何を行うかを理解し、言語的に戦略を考える

 →課題を明確にし、理想的なパフォーマンスを提示し、視覚を中心とした感覚の手掛かりによるパフォーマンスの強化を伴った練習を行う


2.連合段階(中間相)・・・どのように行うか、様々な戦略で試され試行錯誤する

 →適切なフィードバックを選択してフォームやタイミングの修正を行う。視覚的フィードバックの依存を減らして、固有感覚フィードバックを促す


3.自動化段階(最終相)・・・手続きは自動化され、注意は減少し、言語は不要になる

 →運動への注意を減少され自動化を促すよう練習を行う。さらに、環境や課題のバリエーションを変化させても、一貫したパフォーマンスが行われるよう練習を行う。

 

 

超簡単にまとめると【 意識の過程 → 無意識の過程 】 への移行が大切であるってことですかね。

 

これは患者さんの治療はもちろんですが、アスリートのパフォーマンスにももろ関わってくることです。

 

上の会話がまさしくそうですね。

超一流すぎて、言葉数少なく分かりあえているので、凡人には分かりにくいですが(笑)

 

まさしく、練習では意識して言語化して、身体の動かし方に注意を向けるけど、最終的には無意識に行えないとダメだよね、ってことだと思います。

 

ホントその通りですね。

私たちの練習にも取り入れた方が効率的だと思います。

 

私が気を付けているのは、“マクロな視点”と“ミクロな視点”を常に持つということです。

 

マクロな視点というのは、例えば5月に大会が控えているので、3月中はなるべく意識してプル練習の中で腕のフォームを直す練習、4月はスイムの中で腕を効率的に使えるように、5月に入ったら無意識でダッシュの中で使えるように、みたいな感じです。

 

ミクロな視点では、一回の練習で取り入れます。

練習開始直後はなるべく意識しながらのフォーム練習、後半のダッシュは何も考えずぶっとばす、みたいな感じです。

 

長期的な視点と短期的な視点で各々テーマをもって練習していくと、良いかもしれません。

 

 

その他、視覚情報から固有感覚へ、小脳や大脳基底核、フォードバック・・・等々、運動学習について書き出すと終わらないので、今後小出しにしていきながら解説していきたいと思います。

 

 

運動学習とパフォーマンス

 

 

運動学習とパフォーマンスといったらこの本ですね↓↓

 

 

 

 

とても大事なことばかり書いてあるのですが、いかんせん読みにくい・・・。

PTになって2年目くらいのときにヒーヒー言いながら読んだのですが、今になって思うとほぼ理解していなかったなと。

 

またぼちぼち読んでいきたい一冊です。

興味がある方はぜひ。 

 

 

まとめ

 

練習では意識下 → 本番では無意識下 で最高のパフォーマンスが出来るよう日々の練習で工夫していきましょう。

 

 

では。