どうもパパかっぱです。
寒い日々が続きますねー。
大阪にいた時に「東北人やから寒さ強いやろ?」ってよく言われましたが、全然そんなことなくて東北にいると寒いからこそほとんど外でないんですよ。
移動はほぼ100%車なので、出勤も買い物なども外にでる瞬間は数秒程度なんですよね。
逆に大阪にいた時には、電車や自転車移動なので、屋外にいる時間が長いです。
普通に寒い。都会にいた時の方が寒さ感じるような気がします。
さて、久々に論文を読みましょう。
関節痛と水泳
水中運動は,浮力により関節への負担を軽くし,全身の余分な緊張を和らげること,水の抵抗のもとでからだを動かすことで,安全にしかも確実に筋力を強化でき,水圧が胸にかかる状態で努力呼吸を行うために呼吸・循環機能を高められ,水による温熱効果あるいは寒冷効果が得られ,骨・関節・筋肉などの血液の流れを改善し,柔軟性を高めることができる.
たとえば肉ばなれ・捻挫・骨折などの運動・スポーツで起きやすい傷害は,水中運動ではほとんど起きる危険性がなく,安全である.温水プールでの水中運動の場合には,スポーツ感覚の明るく軽快な雰囲気の中でからだを動かすことを楽しみ,それが結果的にリハビリテーションの効果につながる.
このように水中運動は,優れた利点をいくつも有するために,関節痛の運動療法としてきわめて優れている.水中運動の主要な効果には,次のようなものがある.
(1)関節の動きを改善する (2)筋力を高める (3)痛みを軽減する (4)リラクゼーション (5)バランス感覚を磨く さらには,関節痛のために,自然に落ち込むことが少なくない中高年にとって,水中運動は解放感を体験でき,自身の上達・改善の様子を理解しやすく,達成感を味わうことができるために,生きる自身と希望をもたらす効果もある.
運動中や運動後に,「疲れた!」と感じたり,関節に痛みを感じたりするようならば,それは「やりすぎ!」とみられる.普段地上では思うようにからだの動きができない分だけ,水中で「こんなに動ける!」といううれしさのあまり,つい時間を長くしたり,回数を多くしたりして家に帰ったらへとへとになってしまう例もある.しかし,こうした運動の仕方ではリハビリテーションの効果も得られないばかりか,かえって関節痛を悪化させたり,他の病気・障害を招くことさえある.また,関節痛の水中運動・水泳に適したからだの動きに留意することは,傷害・事故の予防につながる.
私なりのポイントは
●水中運動
・浮力により関節への負担が軽い
・全身の余分な緊張を和らげる
・水の抵抗のもとでからだを動かすことで安全にしかも確実に筋力を強化できる
・水圧が胸にかかる状態で努力呼吸を行うために呼吸・循環機能を高めらる
・水による温熱効果あるいは寒冷効果が得られ,骨・関節・筋肉などの血液の流れを改善し、柔軟性を高めることができる
●関節痛の運動療法としての水中運動
(1)関節の動きを改善する
(2)筋力を高める
(3)痛みを軽減する
(4)リラクゼーション
(5)バランス感覚を磨く
●関節痛の水中運動・水泳に適した身体の動きに留意する
→傷害・事故の予防につながる
水中運動のメリット
水中運動のメリットってしっかり言えますか?
こう文字でしっかりと再確認すると、なるほどなーとなりますね。
浮力による関節への負担軽減・安全に筋力強化・リラクゼーションなどはすぐに思いつきますが、呼吸循環機能を高めることやバランス機能向上などは意外と盲点かもしれませんね。
水中で自由に身体を動かすって結構難しいですもんね。
さらに頭部が自由に動くので、前庭系の刺激になりバランス向上にも繋がりますね。
理学療法士として仕事していて、退院後の自主練習などで水中歩行などはおススメすることはあります。
特に整形外科疾患の股関節や膝関節術後の患者さんですね。
膝関節症になる人は肥満の方が多いので、水中の歩行エクササイズなどは関節に負担かけずに運動できるのでとても良いんじゃないかな、と思います。
あと個人的には、脳性麻痺の方などにはかなり良いと思っています。
重力下ではなかなかリラクゼーション出来なくても、水中で緊張を和らげることは狙えますからね。
以前にボランティアでやっていたのですが、ビジネスとして今後やっていきたいなぁ、なんて思います。
水泳指導している方は、今一度水中運動のメリットを確認して頂くと幸いです。
まとめ
水中運動のメリットを知り、人に伝えられるようになりましょう。
では。