どうもパパかっぱです。
5月の大会が中止になったので、また筋トレをバリバリはじめちゃいました。
拗ねてます。
もうこうなりゃマッチョになるしかない!
さて、前回に引き続きストレッチの論文があったのでお勉強しましょう。
高強度ストレッチングは短時間でも低強度×長時間のストレッチングよりも効果的である
今回の研究では,異なる強度でのストレッチングを用いて検討を行いました.通常のストレッチングよりも高強度(少し痛いです...)のストレッチングを行うことで,低強度で長時間するストレッチングよりも短時間でより大きな柔軟性の改善効果を引き出すことができるという結果となりました.
この結果は,今後,時間が限られているリハビリテーションやスポーツ現場において,短時間で効果的なストレッチングを行うことができるため,有益な情報となると考えております.
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ストレッチングは高強度あるいは長時間である方が効果的であることが報告されていますが,ストレッチングの総負荷量を統一し,ストレッチングの強度と時間の関係を検討した報告は散見する程度でした.そこで私たちは,ストレッチングの総負荷量を同程度にした異なるストレッチング時間と強度を設定し,それらが柔軟性に及ぼす効果を検証しました.その結果,高強度かつ短時間のストレッチングの方が低強度かつ長時間のストレッチングよりも関節可動域や筋の硬さは大きく変化しました.
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本研究は,ストレッチングの実施条件を高強度かつ短時間および低強度かつ長時間に分類し,それらが関節可動域や筋の硬さの変化にどのような影響を与えるかを比較,検討しました.その結果,高強度かつ短時間のストレッチングの方が低強度かつ長時間のストレッチングよりも関節可動域は大きく向上し,筋の硬さもより柔らかくなることを示しました.
したがって,ストレッチングを実施する際は長時間行うよりも高強度で行った方が効果的であることが示唆されました.この結果は,臨床現場やスポーツ現場で行われているストレッチングの方法論の構築に寄与し,今後の理学療法の発展につながることが期待できます.
私なりのポイントは
●『高強度かつ短時間のストレッチング』と『低強度かつ長時間のストレッチング』の負荷量を統一し効果を検討
→高強度かつ短時間のほうが関節可動域は大きく向上
→筋の硬さも柔らかくなる
●臨床現場やスポーツ現場で役立つかも
実践的なストレッチ
この論文は面白かったですね。
ストレッチってじわ~っと時間かけてやらなきゃいけないイメージありますよね。
実際私もそう思ってました。
基本的にはIB抑制にて筋の緊張を落としていく必要がありますからね。
リハビリでも使う基本テクニックです。
ただ、この論文で分かったことは長時間やらなくても『高強度かつ短時間のストレッチング』でも筋の柔軟性も硬さも改善するということです。
これは知っておくとお得ですね。
時間の短縮につながりますからね。
臨床現場やスポーツ現場でも手っ取り早く利用できそうです。
前回の記事にて、ストレッチは継続しなければ元に戻ってしまうということは分かっています。
これら2つの論文からの学びは、短時間・高強度ストレッチを毎日継続して行い、効率よく柔軟性や筋の柔らかさを保ちましょう。
まとめ
短時間・高強度ストレッチングにて筋の柔軟性と柔らかさを効率よく得ましょう。
では。