2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴12年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

『タバタトレーニング』を水泳に応用してみよう

どうもパパかっぱです。

 

 

動画を見ていて興味深い事柄を見つけました。

 

『タバタトレーニング』という名前は聞いたことがあったのですが、その内情は知りませんでした。

 

この機会に調べてみましょう。

 

 

 

 

 

タバタトレーニングとは

 

 

 

 

www.ritsumei.ac.jp

 

身体には「有酸素性エネルギー(酸素を取り込んでできるエネルギー)」と「無酸素性エネルギー(酸素を使わずにできるエネルギー)」の2つのエネルギー供給機構があります。


 

「有酸素性エネルギー」は、ジョギングやエアロビクスなどの有酸素性運動で鍛えることができ、持久力が上がります。「無酸素性エネルギー」は、中距離走のような運動で鍛えることができます。


 

タバタトレーニングでは、20秒の運動と10秒の休息を1セットとして、8セットで疲労困憊に至る間欠運動を行います。8セット=4分間と聞くと、「そんな短時間で効果があるの?」と感じるかもしれません。

 

しかし、田畑教授の研究の結果、4分間の間欠運動によって、大多数の人が「有酸素性エネルギー」も「無酸素性エネルギー」も、同時にかつ、最大に刺激されるということが証明されています。
タバタトレーニングは、短時間で2つのエネルギー供給機構を同時に鍛えることができる、超効率的トレーニングプログラムなのです!!

 

 

 

 

 

 

 

www.youtube.com

 

●タバタ式トレーニングのメリット

→2つのエネルギー供給系:有酸素エネルギー供給系・・・エンジン

           :無酸素えねぐりー供給系・・・電池(バッテリー)

→高い運動強度・・・無酸素系(バッテリー)

 低い運動強度・・・有酸素系(エンジン)

 

●多くの競技では、バッテリーもエンジンも両方使って運動している

 →両方同時に高めることができる

 

●なるべくダイナミックな運動で、大きな筋肉を使った方が効率的

 

 

 

 

ポイントは、

 

●20秒の運動と10秒の休息を1セットとして、8セット

 

 

パターン化されたトレーニングではないようなので、各々の競技特性に合わせて出来るようですね。

 

細かく言うと最大酸素摂取量の170%などの規定もあるみたいなんですが、実際の運動において正確に運動強度を測ることは難しいので、あまり神経質になりすぎなくても良いようです。

 

ただし、ダイナミックな運動を行い大きな筋肉を使う方が良い、とのことでした。

 

とにかく全力を出し切り続けることが大事みたいです。

 

最後には、疲れ果ててバテバテになるようですよ・・・。

 

 

 

水泳に活かすには

 

 

このトレーニングでネックとなる

 

『20秒の運動と10秒の休息を1セットとして、8セット』

 

を実際にマスターズ水泳の練習に当てはめることは可能でしょうか。

 

私の場合、壁蹴りからだと25mフリーで約13前後。

 

20秒にはちょっと足りないですかね。

 

20秒だと・・・30m付近になるんですかね。

 

それだとちょっと分かりづらいので、25mダッシュにしちゃいましょう。

 

つまり、『25mダッシュを8本、ついてから10秒休憩』

 

ということになりますね。

 

想像しただけで・・・これはキツイ。。。

 

 

 

“4分間で終わる”ことについては超メリットですね。

 

私はいつもマスターズスイマーこそ練習は『短時間・効率的』というのを大きなテーマにしています。

 

時間もはっきりしていて、さらに短時間。

 

これはモロに欲していたものかもしれません。

 

無酸素系と有酸素系、ダブルでエネルギー効率を向上させることができる!!

 

ただし・・・めちゃくちゃきつそう。

 

果たして出来るのかな・・・

 

そして続くのかな・・・

 

今度しっかりと試してみますね。

 

 

 

まとめ

 

タバタトレーニングを取り入れて、短時間・効率的にエネルギー効率を向上させよう

 

 

 

では。