2児のパパスイマーの“継続は力なり”!

マスターズ水泳歴10年。短時間で効率良い練習を日々研究。-理学療法士からの視点を踏まえて-

アンパンマンはなぜ長い期間第一線で活躍し続けられているのか

どうもパパかっぱです。

 

 

今日は雑談を。

先日家族で仙台のアンパンマンミュージアムに行ってきました。

 

以前から、“なんでアンパンマンってあんなに子供達に人気あるんだろう”と思っていました。

www.papakappa-swim.com

 

探していたら、面白い論文を発見しましたよ。

 

 

何故ほとんどの子供はアンパンマンを通過するのか

 

 

 

乳幼児のキャラクター志向に関する研究
 ―何故,子供は2歳のときにアンパンマンが大好きになり,5歳になると「ださい」というのか ―

 

どうして,1.2歳児はアンパンマンが大好きなのだろうか?

しかも,この10年以上もアンパンマンが大好きな子どもたちでいっぱである。テレビのキャラクターは,テレビの放映が終わるとすぐにブームもおわる。アンパンマンもテレビ放映されているが,テレビ放映が無い時期も2歳児に大人気なのは,どういう理由なのだろうか?

一方,あんなに夢中だったのに,どうして5歳児は「ださい」と言ってしまうのであろうか?小さいころから大人になるまでディズニーのキャラクターがずっと好きという学生や大人はたくさんいる。しかし,昔大好きだったキャラクターを貶したり,「ださい」というのは聞かない。

子どもたちはアンパンマンを嫌いになってしまったのだろうか?
 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  アンパンマンの人気は,保育士側から見ると乳幼児は,話の魅力よりアンパンマンそのものに魅力を感じていることが伺えた。

また,保育学生のアンケートからは,アンパンマンの顔が赤ちゃんからも認識しやすく,乳幼児にとって名前も発音しやすかったり,乳幼児が関心が高い食べ物を題材にしているからと判断しているようだった。

また,アンパンマン人気は2歳児にピークを迎えているが,10 ヶ月の乳児が「アンパ」と発音して関心をしめしたことから,乳児から人気は始まっているようだ。乳児が安心感を持つ,つまり愛着を形成するのはボウルビーによってその重要性が指摘されている。乳児は保育者から愛情を持って抱かれ,触れられ,愛撫され,ほほえみかけられ,話しかけられること等の行為によって安心する。

アンパンマンは,いつもほほえみの笑顔,乳児でも認識できる単純な丸顔で,食事を犠牲にしても与えてくれる。かえって,髪があれば表情や顔かたちは,わかりにくい。アンパンマンは,赤ちゃんが最初に認識できる大好きなキャラクターとなったのかもしれない。

さらに,出版側の露出制限によりロングセラー化し,一,二年のブームではなく幼児が赤ちゃんキャラクターと認識が定着した。

「アンパンマンは大好きだけど,もうあかちゃんじゃないから」という5歳児の発達の姿が,「アンパンマンはださい」という言葉になったと推測できた。

 

西川 ひろ子

https://library.yasuda-u.ac.jp/library/reposit/bulletin/02896494038013.pdf

 

 

 

アンパンマンはいつからやってるの??

 

・1969年10月1日に月刊誌「PHP」10月号の大人向けの読み物「こどもの絵本」で、『アンパンマン』が掲載される。

 

・1988年10月3日にテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」が日本テレビで放送開始。

(アンパンマンの歴史 より)

 

 

 

すごいですね。

約50年前に誕生し、約30年間テレビで不動の子供人気を得ている、ということですもんね。

 

うちはテレビがないので、特別アンパンマンを見せたわけではないのですが、いつの間にか好きになってましたもんね。

 

アンパンマンは週に1回程度いくばぁばの家で見てました。それがすごい楽しみだったようですね。

もうすぐ上の子は4歳になるのですが、いまだにアンパンマン大好きです。

最近はドラえもんにもはまってます。あとはアナ雪のエルサですかね。

 

5歳になったら「アンパンマン、ダサい」になっちゃうんですかねー。

 

なんでかわからないけど、その未来を想像したら、少しセンチメンタルな気分になってしまいました・・・。

 

 

 アンパンマンそのものに魅力を感じている

 

よくアンパンマンは丸いから人気があるといいますよね。

心理学でも丸というのは安心感とかを与えるみたいです。

 

発達の観点でも丸というのは重要みたいですね。

 

 

赤ちゃんが初めて外界のモノを見た時に、まず反応する形は丸だということです。外界の形には丸もあれば四角や三角もありますし、モノの動きは縦や横、斜めなどさまざまです。

そして、それらを認識する脳内のニューロンは異なっていて、最初に発達するのが丸を認知するニューロンだというのです。

赤ちゃんをあやすガラガラなどのオモチャに丸いモノが多いのも、ちゃんとした理由があったのです。

(https://yumenavi.info/lecture.aspx?GNKCD=g001584

 

 

一番最初に認識するモノの形として丸を認知する、らしいです。

そりゃアンパンマンの顔の形って、輪郭の丸、目の丸、鼻の丸、ほっぺの丸、と丸だらけですもんね。

 

10か月の乳児でもアンパンマンを認知しているのも納得ですね。

 

 

アンパンマンから学ぶ子供人気を獲得する術

 

子供人気を獲得する上で大事なのは、

 

『いつもほほえみの笑顔』

『丸い顔』

『食事を犠牲にしても与えてくれる』

『髪はなし』

 

ですって。

 

 

・・・自分の努力で達成できそうなのは、『微笑みの笑顔』と『髪を剃る』くらいですかね。

うーん、どっちも難しい。

 

別に髪を剃ることは行動としては可能ですが、私のガタイでスキンヘッドにしてしまうと、理学療法士という職業柄よくないと思うんですよね。

 

ただでさえ、後輩たちに怖がられてあまり話しかけられないのに、スキンヘッドにしたら誰も話しかけてくれなくなります。

 

患者さんとの信頼関係にも間違いなく影響するでしょう。

 

はいっ、これは却下ですね。

 

 

他は、『丸い顔』はその人の顔の顔の形状によるし、私はそれほど丸顔でもないような気がします。

 

『食事を犠牲にしても与えてくれる』ってのは、残念ながら私の頭の中にはアンコはつまっていません・・・。

 

いつもほほえみの笑顔

 

努力して可能なのは、ほほえみの笑顔ですかね。

正直私にはかなり難しいです。いつもですからねー。

 

まぁけど、我が子と接するときにはだれでも、仕事では見せないような顔になっているかもしれませんね。

 

少しでも心がけてみます。

 

マスターズスイマーの参考になれば(??)

 

では。